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Z33を駆るにょごがおおくりする、話半分ブログ。        ※5%~50%のフィクションが含まれます。

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  • 09/11/10--07:30: 後悔の槍ヶ岳 (chan 1761717)
  • ああぁ、

    いったい俺はこんなトコでナニやってんだか・・・

    14キロのザックが両肩に容赦なく食い込み、

    ジグザグの急登に、足を前に出す事すらままならない。



    AM11時、

    通常の休みの日なら、

    居間にころがってテレビでも見ている時間だ。



    ところが現状はどうだ、

    信穂高温泉をAM5時に出発し、

    かれこれ6時間は登り続けている、

    が、ゴールは絶望的に遠い。

    DSC00072.JPG

    はるか遠くの稜線上、

    ゴツゴツした岩の隙間に人工物らしきものが認識できるが、

    どうやらあれが今日のゴール、

    槍ヶ岳山荘らしい。

    幻のようだ。



    さらに30分、

    飛騨乗越への分岐にたどり着いた。

    DSC00074.JPG

    DSC00077.JPG

    カメラのズーム機能を用いれば、

    槍ヶ岳山荘も少しは近づく。

    しかし、カメラから目を離せば、現実は厳しい。

    今のペースではゆうに3時間はかかるだろう。

    さっきよりも100mは高度を上げた筈だが、

    幻が現実味を帯びるには程遠い。



    見えてはいるが、一向に近づいてこないという現実は、

    さながら悪夢の中にいるような感覚すら呼び起こさせる。



    「ああぁ、帰りてぇ~」

    思わず弱音が口をつく、

    しかし、行程の最終段階に足を踏み入れてしまった今は、

    ひたすら前に進むしか道は残されていないのだ。



    いったいなんでこんなことになってしまったんだろう?

    机上の予定では、

    今頃槍ヶ岳山荘に到着している筈だったのだが・・・



    作戦は万全のはずだった、

    苦しい時に笑顔をひねりだし呼吸を整える

    『ニコニコ有酸素運動作戦』は、

    標高2700mの現時点で頭痛がないことから、

    うまくいっているようだ。

    『あんよふかふかクッション作戦』は

    まだ下りじゃないのではっきりしたことは言えないが、

    感触は良さそうだ。

    『炭水化物&塩分摂取、朝定食作戦』は

    40分ほど前に行って、少し元気を回復した。

    『サプリメントで疲れを持ち越すな作戦』は

    1日が終わってみないと効果がわからない。

    『ストックが鍵、膝を笑わせるな作戦』は

    現在進行形だが、調子は上々。



    と、

    個々に見ていくと、

    それぞれの作戦は効を奏しているようだが、

    それが全体の成果として現れていない・・・・

    ・・・・

    ・・・・

    つまりは、

    ・・・・

    ・・・・


    すっかり、バテて疲れきってしまったということなんですよぉぉお!!



    何が原因なのか・・・


    寝不足・・・

    確かに昨日仕事が終わってすぐに用意して、

    風呂入って出発して・・・

    途中のSAで休憩はしたが、ほとんど寝てないか・・・


    だいたいザックが重過ぎるっ!

    長丁場に備え水を大量に入れすぎた、

    いくらなんでも5リットルは必要ないだろう。

    消費した水は山小屋で補充できるし、

    まぁ、途中で気付き2リットルほど沢に流したので

    多少は楽になった。

    ・・・・

    ・・・・

    言い訳ばっか思いつくが、

    1度バテてしまうと容易には立ち直れない。


    素晴らしい景色には目もくれず、

    稜線目指して一歩一歩、一心不乱に登り続けるしかない。



    「はぁ~、うちに帰りてぇ~」

    今日中に下山するのは無理だから、

    槍ヶ岳山荘に泊まることになるのだが、

    明日ゆっくり起きたら、速攻で今日来た道を取って返し、

    家に帰ってゆっくり休むんだっ!!

    かたく心に決めてしまう。


    んっ、縦走計画ぅ~?


    無理無理無理っ!!

    こんな状態じゃぁ自殺行為ですよっ!

    山の怖さは知っているつもりです、

    帰ります帰ります帰ります!!


    単独だしね。

    そこは自由が利いて良いところなんですよぉ~



    そう決めると不思議に力が湧いてくるようだ、

    なんとか頑張ってPM1時30分、

    稜線にたどり着いた、

    DSC00081.JPG

    飛騨乗越だ。

    DSC00083.JPG

    やっと山の向こう側が見える。

    正面に見える鋭角は常念岳だ。

    DSC00082.JPG

    ここにきてやっと、槍の穂先とご対面。

    普段なら感動的な景色だが、

    今の私にはその余裕が無い。

    「ああ、いいね。」

    軽くつぶやいて先を急ぐ、

    まだゴールではないのだ。


    テント場を過ぎると槍ヶ岳山荘と『槍』そのものが全景を見せる。

    DSC00085.JPG

    さすがの迫力にしばし呆然と見入ってしまう。

    我に帰り、ラストスパート、

    PM1時50分、槍ヶ岳山荘着。

    ザックを降し『槍』と対峙。

    DSC00086.JPG

    山荘にはまだ入れない・・・

    まだ、終わってないのだ。

    ・・・・

    ザックを残し、空身で『槍』にむかう。

    久しぶりの岩場で少し緊張する。

    DSC00089.JPG

    なめてかかると滑落死だ。

    そして、PM14時10分、

    DSC00092.JPG

    3180m、槍ヶ岳山頂です。

    ああぁ、今日のノルマがやっと終わった~

    達成感というか義務感というか、

    とにかく肩の荷がおりた瞬間でした。

    360度の景色はサイコー!!

    しかし、長居せずにすぐに降ります。

    明日の朝また登ってから帰ろ。

    ・・・

    DSC00093.JPG

    下りのほうが緊張しますねぇ~




    宿泊手続き時に予定を聞かれる、

    見栄を張って南岳から新穂高に降ります。

    などと答えてしまう、

    ホントは今来た道を引返すつもりだよ~

    ・・・・

    ・・・・


    でも、

    ・・・・

    ・・・・

    もし体力が回復したら南岳ぐらいまでは歩けるか、

    そしたら3000mの稜線を縦走したことにもなるし・・・

    ・・・

    まぁ、明日次第だな。




    PM5時の夕食まで時間があるので、

    部屋着に着替えゆっくりする。

    ここにきて少し頭痛が、そして眠気・・・

    高山病の予兆だっ!

    決して眠るまいっ!

    昨年の剣山荘の轍は踏まぬぞ。

    深呼吸し水分をたっぷり補給し

    臨戦態勢はOK。

    とは言っても『寝ない』というだけの話ですが・・・

    外に出て散歩したり、ザックの中身を整理したり、




    やがてPM5時、夕食です。

    食欲はバッチリ、ごはんに味噌汁はおかわり自由、

    満腹になり食堂をあとにします。

    ものが食えれば怖いものはねぇぇえ~!!

    高山病は大丈夫そうです。


    DSC00097.JPG

    ここが今夜の部屋、

    さすがに平日、空いてます。

    ゆっくり眠れそうだ~

    消灯のPM8時前に外に出て空を見上げる。

    満天の星空!!

    ・・・

    明日はいい日になりそうだ・・・

    ・・・

    部屋に戻り就寝。


    明日は明日の風が吹く・・・


  • 09/15/10--03:30: 北アルプス縦走計画 (chan 1761717)
  • 話の途中ではありますが・・・

    今回の『北アルプス縦走計画』ついて、

    もう少し詳しくお話せねばなりますまい。




    え~、

    そもそも、

    北だか南だか知らんが、日本なのに『アルプス』ってなんじゃい!!

    と言う方に・・・


    ・・・


    オホン、

    とある昔にですよ、

    飛騨山脈を調査したイギリス人の“何とか”って人が、

    ヨーロッパのアルプス山脈にちなんで、

    そっから見える山脈やら、周辺やらを『日本アルプス』って紹介したのが、

    この『アルプス』っていう呼ばれ方の由来なんですね。


    んで、その後に、日本人の“何とか”って人が、

    飛騨山脈を『北アルプス』、

    木曽山脈を『中央アルプス』、

    赤石山脈を『南アルプス』、

    と名づけたんです。

    (ウィキペディア参照。ってウィキペディアにはもっと詳しく書いてありますよぉぉお!)



    どうです、

    ざっくりと理解していただけたでしょうか?

    ・・・

    ・・・

    でだ、


    その中の『北アルプス』の南部、

    槍ヶ岳から穂高連峰までが今回のターゲット。

    そこを縦走して行く計画です。

    縦走というのは、

    山々の稜線を伝って、頂上を踏みながら歩いていく登山スタイルです。

    稜線を伝って歩くと言うことは、

    展望が左右に開けてますので、

    ハンパなく眺めがイイっっ!!


    どうですっ!

    行きたくなるのも必然ではないでしょうかっ?!



    しかしながら、

    そこは3000m級の山々が連なるコース、

    決して油断はできません、

    特に最後の奥穂高岳から西穂高岳までのコースは、

    日本の一般登山道の中では最難関とまで呼ばれるコース。



    さて、

    果たして、

    縦走を全とうすることは出来るのでしょうか?

    ・・・・

    ・・・・

    ・・・・


    と、ここで、

    今回の装備の説明です~。





    ・ベースレイヤー(いわゆる下着ですな)

     上、CW-X柔流、長袖、 下、CW-Xサポートタイツ、

    ・ミドルレイヤー(いわゆる中間着ですな)

     上、MILLETの半袖、 下、Marmotのハーフパンツ、

    ・アウターレイヤー(いわゆる上着ですな)

     上のみ、MAMMUTのWINDSTOPPERジャケット(朝と大休憩時のみ、ほとんど着用なし)


    ・ゲイター、mont-bellGORE-TEX(コードはベルト式で信頼性が高い、冬期対応)常用

    ・和帽子、 こてめんどう(柔道着や剣道着とおなじ生地、非常に丈夫。通気性良好)

    ・グローブ、 mont-bellサイクルグローブ(甲はステンレスメッシュ、丈夫で通気性良好)

    ・ソックス、 ミズノ、(厚手でクッション性良好、ふかふか。)

    ・ブーツ、 ライケル Mt.Crest GTX MS

    ・レインウエア、 mont-bellストームクルーザー上下

    ・ダブルストック、 ブラックダイアモンド


    ・ザック、 カリマー、リッジ40リットル

    ・ガスストーブ&クッカー(チタンソロセット)

    ・救急&レスキューセット

    ・レザーマン多機能ナイフ

    ・オスプレー、3リットルハイドレーション

    ・プラティパス折りたたみ水筒に2リットル

    ・折りたたみ傘

    ・携帯酸素

    ・日焼け止め

    ・虫除け

    ・ブーツの紐(予備)

    ・ヘッドライト

    ・ヘッドライト予備電池

    ・携帯電話

    ・携帯電話予備電池

    ・メガネ予備

    ・手ぬぐいタオル

    ・部屋着、 上、フェニックス 山用トレーナー 下、コロンビア 山用パンツ

    ・インナーダウン、 ミズノ ブレスサーモダウン(小屋用、日がおちたら有効)

    ・汗拭きシート、 顔用、体用、

    ・ティッシュ

    ・ビニール袋数枚、 ゴミ持ち帰り用

    ・行動食、(ナッツ詰め合わせ、塩飴、カロリーメイト、ウィダーインゼリーなど)

    ・非常食、(ナッツ詰め合わせ、カロリーメイト、カーボショッツ、など、もちろん行動食とは別梱包)

    ・主食、 昼、大休憩時に食べる。(おむすび2個、アルファ米、味噌汁、お茶、お茶漬けの元)

    ・コンデジ、 (従来のコンデジのオートフォーカスが機能不全のため買い換える)

            SONY Cyber-shot DSC-TX5 (いわゆるタフデジカメです)


    と、こんな感じでしょうか、

    ザック重量14キロでした~^_^;

    ・・・・

    ・・・・



    さて、話は続いて2日目です~。


  • 09/16/10--02:50: 希望の大キレット (chan 1761717)
  • 山小屋の朝は早い・・・

    AM3時頃から、早立ちする人の準備する音で目が覚める。

    しかし、今日はゆっくりする予定、

    朝食のAM5時までは布団の中にいよう・・・

    ・・・・

    ・・・・

    AM4時半にまた目が覚める、

    どうやらみんな、ご来光を見るようだ、

    確かに窓の外は少しづつ赤味を増していく、

    DSC00099.JPG

    日の出を待つ地平のかなたに富士山の影がそっと浮かんでいる。

    日の光を下から浴びながら移り行く景色にも心惹かれたが、

    とりあえずは朝食っ!


    ごはんと味噌汁をおかわりしてエネルギーは満タン。

    筋肉痛もさほどひどくない、

    サプリメントで疲れを持ち越すな』作戦のおかげですかな、


    出発の準備をし山荘から出ると、

    DSC00102.JPG

    ちょうどご来光。

    たちまち周囲に光が溢れ出す。


    ご来光を拝みに、槍の穂先に登っていた人々が降りてくるのを待って、

    1人空身で穂先に登る。

    腹ごなしにはちょうどいい。

    DSC00111.JPG

    槍ヶ岳山荘のバックには笠ヶ岳。

    AM5時49分、再び槍ヶ岳山頂。

    ひとりじめです。

    DSC00112.JPG

    すると、今回の計画のメインルート、

    この槍ヶ岳から、大喰岳、中岳、南岳、大キレット、北穂、奥穂、果てはジャンダルムまで、

    すべて見渡せるこの景色!!

    こんな天気の日にそのまま帰ってしまうのはもったいない!!

    一生後悔することになるカモ?!


    しかし、体力が持つか、そこが1番肝心です。

    穂先を降りながら、慎重に自分の体調を分析。

    食後の軽い倦怠感はあるが、よく眠れたせいか、

    頭はスッキリ、体のキレも悪くない、

    無事、高度順応できているようです。


    「クッ、クックックッ。」

    こうなればもうこっちのもの、

    「矢でも鉄砲でも持ってきやがれぇぇえ~!!」

    昨日の敗退ムードはどこへやら、

    朝日に燃える槍ヶ岳にワタクシの雄たけびが響きわたるのでした。(ウソ)



    でも、実際はしばらく歩いてみないと、

    今の感覚が本物かどうか判断できませんので、

    とりあえずの目標は南岳まで、

    そこで余裕があれば、その先、大キレットに進もうと決定。


    AM6時、槍ヶ岳山荘出発。

    飛騨乗越、大喰岳と順調に歩きます。

    DSC00127.JPG

    大喰岳(3101m)から振り返って槍ヶ岳。

    中岳(3084m)を越えて南岳(3032m)。

    DSC00138.JPG

    そして南岳小屋、AM8時01分。



    快調なペースです。体力も充分。

    これなら当初の予定どうり、大キレットを越えて北穂、涸沢岳、

    そして今日の宿泊予定地、穂高岳山荘にたどりつけそうです。


    南岳小屋でポカリスエットを飲んで小休止、

    すぐに出発し、大キレットを望む。

    DSC00141.JPG

    大切戸と書きます、

    山の稜線上のひときわ切れ込んだところをキレットというんですが、

    ここは、そのキレットのなかで最大級なので大キレットといいます。

    切れ込んだところは痩せた岩稜帯のため、

    難所が多く、一般登山ルートでは難関との呼び声が高いトコです。

    DSC00148.JPG

    DSC00147.JPG

    AM8時13分、まずは、こんなハシゴと鎖場を下っていきます。

    しばらく歩き、

    振り返ると、

    DSC00149.JPG

    こんな感じ、


    DSC00151.JPG

    長谷川ピーク(2841m)を越えて、飛騨泣きを登っていくと、

    DSC00158.JPG

    北穂高小屋が見えてきます。

    ふう、あと一息、

    確かに危険箇所は多いが、連続しているわけじゃないので、

    落ち着いて歩けば大丈夫だと思います。

    DSC00162.JPG

    そして、AM10時15分、北穂高小屋着。

    ザックをおろして大休憩、

    しかし、ガスって展望はなし。

    お茶漬けを作って食べ、玄米茶でほっと一息。

    AM11時出発。

    DSC00163.JPG

    すぐに北穂高岳山頂(3106m)AM11時06分。

    ここからは下り、

    テント場をすぎて、いったいどこまで下るんだぁ~、

    って、

    あれっ、なんか涸沢小屋が近づいて・・・

    やばっ、

    ルートミスしてるぞ、

    急いで登り返す、

    分岐点まで登り返すと、割としっかりした指導表が立っている、

    どうして見逃したかわからないが・・・

    この辺でウインドストッパーを脱いでザックにしまっていたような・・・

    その時かな~

    とにかく、4、50分、時間を無駄にしたようです~

    だが、そう焦らなくても穂高岳山荘にはPM3時くらいには着けそうだ。

    落ち着いて歩き始めます。

    このあたりも大キレットにおとらず、けっこうスリルがあります。

    DSC00167.JPG

    最低コルPM12時42分、

    DSC00168.JPG

    涸沢小屋が小さく見えます。

    さっきはけっこう大きく見えていたっけ

    DSC00170.JPG

    落石が怖いので先行者がいるとあまり近寄れません。

    安全にゆずってもらえそうなトコまでは我慢、我慢、

    DSC00174.JPG

    涸沢槍あたりからの奥穂、ジャンダルム、

    DSC00177.JPG

    PM1時46分、涸沢岳(3103m)に着くとすっかり晴れてきました。

    DSC00178.JPG

    目指すはあそこ、穂高岳山荘です。

    って、なんてトコに建ってるんだぁぁあ!



    そして、涸沢岳を下って、PM2時、穂高岳山荘着ぅ~

    今日は余力を残して到着できました~

    DSC00182.JPG

    目の前には大迫力の奥穂高岳。

    ここは、明日登ろ。


    夕食PM5時までは時間があるので、部屋着に着替えウロウロ、

    おやつにカップめんを食べたり、

    まったりモードです。

    高度には順応しているので昼寝をしても、もう安心。

    くつろぎまくりました。

    ・・・

    ・・・

    PM5時、お待ちかねの夕食、

    しかし、こんな山の上なのに、

    どこの山小屋も食事がおいしいっ!

    しっかり食べて大満足。



    食後のお散歩。

    DSC00184.JPG

    赤く染まりゆく常念岳。

    DSC00186.JPG

    ジャンダルム・・・

    明日は登ることが出来るだろうか・・・



    ガスってきたので夕焼けは無し。



    日が落ちると、とたんに空気が冷たさを増します。

    ダウン持ってきて良かったぁ~
      
    すぐに星空が瞬きはじめます。


    ・・・・

    ・・・・



    さてと、明日は早立ち、

    弁当をもらって早々に布団にもぐりこむ、

    部屋は空いてて居心地もいい。





    1日目、9時間、2日目、8時間と歩き続けて、

    疲れも溜まってきている。

    明日起きたら奥穂高岳に登って、

    その時の体調で、その先にいくかどうか決めよう。

    さあ、明日はクライマックス、

    なのにいっこうに寝付けない・・・

    明日はどんな日になるんだろうか・・・


  • 09/20/10--07:51: 期待のジャンダルム(奥穂から西穂) (chan 1761717)
  • 昨日はなかなか寝付けなかった、

    それでも、PM9時以降の記憶が無いから、

    現在AM4時、都合7時間近く睡眠が取れたことになる。

    充分休息できた。

    やはり、3日目ともなると体中痛むが、

    動けないという訳じゃない。

    部屋着を脱いで、サポートタイツをはき、柔流を着ると、

    スイッチが切り替わるのがわかる。


    準備を整え、玄関ブーツゲイターを装着。

    よし、いける。

    まだ暗い玄関の土間の自炊スペースで、

    昨日もらった弁当を、ヘッドライトの明かりで食べる

    暗闇で食べると味も半減だが、ぜいたくは言わずペロリと平らげてしまう。



    外に出てみると、太陽が地平を火の海に変えはじめている。

    DSC00195.JPG

    AM5時、山荘出発。奥穂高岳に登り始める。

    しょっぱなから意外と険しい。

    少し登って下を見ると、

    目覚め始めた穂高岳山荘の明かりが、

    なんだか懐かしく見える。

    DSC00197.JPG

    フト目を上げると・・・

    DSC00199.JPG

    槍が・・・

    おお、24時間前にはあそこにいたんだよなぁ~




    夜明けはすみやかに訪れる。

    DSC00202.JPG

    ジャンダルムが明るく輝きだしたかと思ったら、

    DSC00203.JPG

    ご来光です。

    DSC00205.JPG

    わかりますでしょうか、

    奥穂高岳の影が、雲海に映っています。

    DSC00209.JPG

    AM5時30分、奥穂高岳、山頂(3190m)。

    DSC00212.JPG

    朝霧の中の上高地、

    向こうからはどんな風に見えているんでしょうか。

    DSC00213.JPG

    雲海の上に、南アルプスと富士山。

    なにしろ日本で3番目に高いところ、360°の展望です。



    さて、ここまで30分歩いてきて、

    体調は・・・

    申し分なさそうです。

    「サプリメントで疲れを持ち越すな作戦」の効果でしょうか、

    まぁ、確かに少しは疲れはあるが、

    かえってそのほうが変に無理しなくていいかも。


    DSC00216.JPG

    これから向かうジャンダルムです。



    えっ、?!

    なんですか~?

    ふむふむ・・・

    おめー、前からジャン・・なんとかってずっと言ってるケド、

    その、ジャン・・なんとかって、いったいなんのこっちゃぁぁあ~?!

    ですってぇ~?



    ・・・

    ふっ、ふふふ。

    その質問を待っていたんですよぉぉお~!


    前の写真のドーム状の岩稜が『ジャンダルム』

    「ジャンヌダルク」や、「ジャン・クロード・バンダム」ではありません~


    『ジャンダルム』というのはフランス語で憲兵を意味するとのこと。

    このドーム状の岩稜は、

    あたかも穂高を護衛するかのようにそびえているので、

    穂高の前衛峰という意味でこの『ジャンダルム』という名が付けられたそうです。


    なんでフランス語なのかは知りませんが・・・

    まぁ、なんとなくかっこイイからいいじゃないですか~


    そのかっこイイ名前と、独特な佇まいから、

    憧れる登山者も多いんですが、

    一般登山道とはいえ、最難関と呼ばれるルート上にあるため、

    『ジャンダルム』に登るのはそれなりの覚悟が必要なんです。




    そんな覚悟を胸に、AM5時30分

    いよいよ、最難関コースへ、

    先行は・・・

    ご来光を待って歩き始めたとおぼしき2人組のみか、

    300mくらい先行しています。

    DSC00218.JPG

    まずは『馬の背』、左右がスパッと切れ落ちたまさにナイフリッジです。

    落ち着いて通過、

    DSC00222.JPG

    『ロバの耳』です。ここは岩肌にはりついてトラバース。

    奥穂から西穂へ抜けるコースは、

    基本、降りです。

    谷底に降りていくんじゃないかっ、とばかりの急斜面。

    DSC00224.JPG

    振り向くとこんな感じ・・・

    いったいどこをどう降りたんだか分らなくなりそう・・・

    『ロバの耳』をすぎると、

    DSC00228.JPG

    ついに『ジャンダルム』が全容を、

    DSC00227.JPG

    てっぺんに先行の2人の姿が見えます。

    直登出来ない事も無いが、危険なのでまわり込んで西穂側から登ります。

    DSC00233.JPG

    そして『ジャンダルム』頂上、AM6時22分。

    DSC00231.JPG

    眺めは360度!!

    しばし景色を堪能し、すぐに先に進みます。

    『コブ尾根の頭』はザックをおいて一休みできる。

    が、そのまま通過。

    DSC00235.JPG

    『コブ尾根の頭』から、また降り、

    西穂から焼岳まで一望のもとに。



    ひとしきり降ると、

    DSC00236.JPG

    『畳岩尾根の頭』です。

    この辺りからペンキマークが見当たらなくなり、ルートが不明瞭に、

    たぶんどっかに巻き道があると思うが・・・

    せっかくなので直登し尾根の頭を越えてしまう。

    不明瞭箇所が続くが、

    天気がよく、先が見渡せるので、迷わず歩けます。

    DSC00238.JPG

    降りの途中、前方に天狗の頭と間ノ岳が、

    さらに降ると、

    DSC00240.JPG

    『天狗のコル』です。AM7時20分着。

    このコース唯一のエスケープルートがありますが、

    むろん先に進みます。

    『天狗の頭』への登り、

    DSC00241.JPG

    いきなりほぼ垂直の登りです、

    遠くで見えていた時は楽な登りに見えたが、

    実際はけっこう険しい。

    ここで初めて西穂側からの登山者とすれちがう。

    DSC00244.JPG

    AM7時37分、『天狗の頭』です。

    こんども降り、

    『逆層スラブ』です。

    薄い岩の層が滑り台のように何層も重なってます。

    岩は乾いていて、ブーツのフリクションが効くので、

    慎重に降りれば、難しくはないと思います。

    DSC00245.JPG

    一旦降りて、振り返って撮った『逆層スラブ』。

    降りたところが『間天のコル』

    DSC00247.JPG

    ここから、『間ノ岳』への登りです。

    浮石に気を付け、落石おこさぬよう、慎重に進みます。


    DSC00252.JPG

    『間ノ岳』山頂、AM8時10分着。

    ちらほらとすれ違う人もいます。

    間ノ岳降りはまさに浮石だらけ、

    足を取られたら、谷底まで落ちそうなところです。

    ほどなく『赤石岳』

    ここまでくれば西穂高岳も近い、

    DSC00254.JPG

    右側の人がいるピークが西穂高岳です。

    振り返ると、

    DSC00257.JPG

    槍ヶ岳から今までのルートが一望のもとに、

    ずいぶん歩いてきたんだなぁ~

    DSC00259.JPG

    本コース最後のピーク、P-1に着くと、

    DSC00260.JPG

    西穂高岳はすぐそこです。

    DSC00261.JPG

    そして、AM9時10分西穂高岳到着。



    奥穂高岳から、3時間40分、長いような短いような、

    とても濃厚な時間でした。



    コースの印象は、

    やはり最難関コースだけあって、

    今までの登山道と違い、

    険しく油断できない箇所がめじろ押しですねぇ~

    高度感も抜群です~

    でも、ザックを置いて休憩できそうなとこが、

    けっこうあったのは意外でした。


    鎖場はけっこうありましたが、

    今回、使わないで通過することが出来ました。

    かえって鎖に頼ると危なそうな箇所も・・・




    最難関とはいえ、一般登山道なので、

    三点確保が出来、高所で体が固まることが無く、

    浮石、落石に注意して、

    慎重に歩ける自信があれば、

    このコースにチャレンジしてもいいかもしれません(自己責任でね~)


    もちろん悪天時には行かない方がいいでしょう。






    な~んて生意気な事書いちゃいましたが、

    まだ終わっちゃいませんよぉぉお!!

    DSC00262.JPG

    眼下のロープウェイの駅まで降りなければ帰れませ~ん。

    到着の感動もそこそこに歩き始めます。

    ここ、西穂高岳から、西穂独標までもなかなかの岩場なので気を抜けません。




    しかし、今まで歩いてきたコースのレベルとは明らかに違う、

    DSC00263.JPG

    AM9時44分、ピラミッドピーク、

    DSC00264.JPG

    AM10時、西穂独標、

    鼻歌まじりです。

    DSC00265.JPG

    あとは岩場はありませんが、西穂山荘までの降り、

    う~ん、膝に来そう・・・

    すかさずストックを装備し、「ストックが鍵、膝を笑わせるな作戦」を発動。

    すると、膝の負担も無くなりスピードUP!!

    DSC00268.JPG

    AM10時40分、西穂山荘着。

    ここで初めてまったりモード、

    お茶で1人乾杯し、

    西穂ラーメンに舌鼓。

    栄養補給したらホントのラストスパート、

    AM11時10分、西穂山荘出発、ロープウェイの駅へ、

    ストックを駆使し、膝の負担を軽減しつつ、飛ぶように降りてゆく。

    「あんよふかふかクッション作戦」の効果でしょう、足の指はまったく痛くなりません。

    AM11時45分、ロープウェイ駅着、

    ゆっくり装備を解除し、行動終了。





    平日だというのに観光客がけっこう多い、

    本格的な山のいでたちをしているのは私ぐらい、

    なんだか別の世界からやって来たみたいだ。



    PM12時15分のロープウェイに乗り込む。

    けっこう混んでいる、

    修学旅行だか、サークルだかの旅行で来たらしい女の子が、

    「きゃ~ゆれるぅ~」だの「ちょ~キレ~」などと騒いでいる。


    ああ、君達に今日のあの景色を見せてあげたいよ。



    DSC00271.JPG

    ロープウェイの窓から私が歩いてきた稜線が見える。

    最高の山行だったな。

    改めて思った。


  • 10/03/10--08:40: 水平歩道 (chan 1761717)
  • 突然ですが、


    『水平歩道』って知ってますかぁ?


    ・・・・

    ・・・・

    水平歩道ぉぉ?

    そりゃ、オメー、平らな道ってことなんじゃねーのか?


    さもなくば・・・

    あっ!

    水平線まで一直線に続いてる道ってことだろっ?

    どうだっ!

    図星かっ?


    ・・・・

    ・・・・







    ・・・

    ・・・フッ、

    違います。


    しかし、1年前までのワタクシなら、

    そう答えていたことでしょう。


    そう、あれは・・・


    !!えっ!

    もったいぶらずに早く教えろ、ですってぇぇえ?



    だから今から話し始めるトコロだったのに・・・

    マッタク、せっかちなんだから・・・


    でも、

    ・・・

    そんなトコロも嫌いじゃありませんよぉぉお~!!



    ・・・

    ・・・

    ・・・

    オホンッ、

    さっ、1人芝居はこれくらいにしてと・・・、




    え~、あれはたしか1年ほど前、

    剱岳に登って、黒部ダム見てきた~、って記事を書いた時、

    ジュディさんに、こんどは下ノ廊下なんてどうですか~?

    などと言われ、

    んんっ!!『下ノ廊下』?なんじゃそりゃ?

    と調べてみたのがきっかけでした。


    そもそも、黒部川の激流が作った峡谷を、黒部峡谷と呼ぶんですが、

    近年、黒部ダムを作り、黒部湖ができたので、

    その黒部湖を境に、上流の峡谷を『上ノ廊下』

    下流の峡谷を『下ノ廊下』と分けているのです。


    廊下とは、絶壁に挟まれた深い谷のことをいい、

    一帯は古くから人の踏み入れられぬ秘境として知られていました。


    しかし、大正時代に入ると、

    水力発電に有利なその豊富な水量と高低差に目をつけ、

    水力電源開発が始まります。

    その工事の資材運搬のために、

    欅平から仙人谷まで、約13キロに渡って作られた歩行者専用道路を

    『水平歩道』と呼ぶんです。


    まあ、歩道と書くと聞こえはいいですが、

    峡谷の絶壁を「コ」の字にくりぬいて作られており、

    当時、当然人力、手作業で作るので、

    人が1人やっと通れる60cmから90cmくらいの幅の道で、

    水平というのは標高1000mの等高線に沿って

    水平に道を切ってあるので、『水平歩道』なのです。


    絶壁に無理矢理道を作っているので、

    山肌沿いに進まねばならず、距離が長い・・・

    一歩足を踏み外すと、数100mの谷底にまっさかさま・・・



    どうです、

    あなどれないでしょう、『水平歩道』そして『下ノ廊下』

    正式に言うと、

    欅平から仙人谷までの13キロが『水平歩道』

    仙人谷から黒部ダムまでの17キロが『旧日電歩道』

    そして、欅平から黒部ダムまでの約30キロを『下ノ廊下』と呼ぶんです。



    そして、そして、あなどれないのはそれだけじゃあありません!

    この辺りは有数の豪雪地帯なので、

    夏の終わりまで雪渓が残っている。

    雪渓がある程度消えてからでないと登山道を整備できないから、

    1年の中で通行可能なのは夏の終わりから秋にかけての約1ヶ月間のみであり、

    雪渓が多い場合には数週間しか通行できない年や、まったく通行できない年もあるんです!!





    賢明なみなさんにはもうお解かりでしょう。

    そう、これらの情報を手に入れたワタクシのハートには、

    『ボッ!!』と火が点いてしまったのです。

    「行ってみたい・・・」憧れを抱き始めたのがちょうど1年前。




    そして今年、

    下ノ廊下の情報収集をしていると、

    9月下旬、何とか通行可能になったとのこと、

    (正式な開通宣言はされてませんが)

    こんなこともあろうかとブチ込んでいた有休が役に立ったぞぉぉお~!!



    てな訳で、

    9月29日、黒部の玄関口、扇沢に向けて愛機を走らせるワタクシなのでした。


    おまけ、

    DSC00462.JPG

    本当に水平です^^;


  • 10/09/10--09:38: 下ノ廊下 (chan 1761717)
  • 扇沢始発のトロリーバスは7時半、

    余裕を持って5時40分到着。

    DSC00280.JPG

    するとこの景色。

    DSC00282.JPG

    扇沢の駅のバックに、

    モルゲンロートに燃ゆる後立山連峰。

    テンションが上がります。


    しかし、今日は山には登らない。


    歩道歩きです。


    日本一危険なという枕詞が付きますが・・・



    高揚した心を表に出さずにゆっくり準備していると、

    やがて改札、

    トロリーバスに乗り込み16分、

    黒部ダムに到着です。

    DSC00288.JPG

    む~ん、やはりスゴイ迫力!!

    DSC00285.JPG

    しばし堪能、

    も、あまりゆっくりとしていられません。

    メインディッシュはこれから

    いそいそと来た道を戻ります。

    トロリーバスの発着場の横に、

    ひっそりと出入り口が・・・

    DSC00291.JPG

    ここからダムの下に降りられます。

    急坂を15分ほど降りていくと、

    DSC00294.JPG

    ダムからの水がまた黒部川となって流れていきます。

    はやる気持ちを抑えて、橋を渡っていくと・・

    DSC00298.JPG

    おおっ!

    DSC00301.JPG

    キタァァア~!!

    黒部ダムの雄姿を下から眺めることが出来ました!

    この眺めはこの道を歩く人にのみ赦された眺めなのです

    DSC00299.JPG

    この眺めを見れれば目的の1/3は達せられたようなもの、



    が、

    残りの2/3がハンパないんですよぉぉお!



    さて、日本一のダムを正面から堪能したら、

    気持ちを切り替え歩き始めます。

    旧日電歩道、17キロの始まりです。

    DSC00307.JPG

    黒部川を右手に歩いていきます。

    まだ序の口です。

    DSC00308.JPG

    スケールはこんな感じ、

    先行の2人が見えますでしょうか、

    DSC00309.JPG

    進んでいくにつれ、左右が切り立った壁に、

    DSC00312.JPG

    流れも急になってきます。



    歩き始めて1時間半ほど、

    さっき追い抜いたナイスミドルが、

    猛然と後ろに迫ってきました。

    「うおっ、早っ!」

    すかさず先に行って貰います。

    ワタクシも遅い方ではありませんが、

    ナイスミドル氏、なかなかの健脚のようで・・・


    しかぁ~し!

    こちらも好都合、

    いい被写体ゲット~(笑

    DSC00314.JPG

    やはり人が写ると臨場感が違う!



    結局、ナイスミドル氏とは抜きつ抜かれつ、

    帰りのルートが同じということがわかったので、

    山行終了までなんとなく行動を共にする事になるのでした~




    DSC00316.JPG

    ここ、道です。

    針金の手すりが付けてあるのが有難い。

    DSC00322.JPG

    滝のすぐ横を通り抜けたり、

    だんだん険しくなってきます。

    DSC00324.JPG

    所々、丸木橋で補強してありますが、

    木はすべりやすいので慎重に。



    そのうち白いモノが・・・

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    あっ!雪渓だっ!

    DSC00325.JPG

    DSC00329.JPG

    おおっ!スゲー!!

    始めて見ましたっ!

    ここからは、まさに雪渓のオンパレード!

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    まさにスノーブリッジです。

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    次から次へといろんな形の雪渓が出現。

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    DSC00339.JPG

    負けじと道も険しさを増します。

    DSC00340.JPG

    登山道の真横にまで残っている雪渓、

    雪渓で登山道が分断されているトコは、

    『高巻き』、と言って崖を一旦登り、

    雪渓をやりすごして、崖を降りる、ということをしなければなりません。

    つまり、

    DSC00342.JPG

    こういうこと、

    このハシゴ、スゲ-高度感です。





    DSC00344.JPG

    そして、ここが別山谷出合です。

    例年、ここのスノーブリッジの状態で通行の可否が決まります。

    DSC00345.JPG

    この通り、崩壊が進んで登山道が現れたので、

    正式な開通宣言はされてませんでしたが、通行は可能でした。

    (もちろん下調べ済み)



    DSC00350.JPG

    しかしよく晴れてくれました。



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    さて、ここは本コースの核心部ともいえる『白竜峡』です。

    DSC00355.JPG

    DSC00354.JPG

    高度もあり、流れも急です。


    すると、前方に巨大な雪渓が、

    DSC00353.JPG

    DSC00358.JPG

    くりぬかれた道をたどり、雪渓に近づくと、

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    やはり、高巻きせねばならんようです。

    高巻きの途中、真横の雪渓を見ると、

    DSC00363.JPG

    うおっ!!キッ、キレツが入ってるっっ!!

    こ、怖ぇ~

    可及的すみやかに雪渓を後にするのでした。





    さて、この辺りでちょうど中間地点、

    今回も長くなりそうなので、

    ひとまずこの辺でひと区切りとさせてもらいま~す。^_^;


  • 10/12/10--10:47: 下ノ廊下 その2 (chan 1761717)
  • さて、白竜峡を越えると、もう雪渓はありませんでした。

    DSC00366.JPG

    川幅は広がり、流れはゆるやかに、

    広河原です。

    少しほっとします。





    DSC00370.JPG

    吊り橋が見えてきました。

    DSC00371.JPG

    こんな感じです。

    DSC00374.JPG

    吊り橋の上からパチリ。

    激流です。

    DSC00373.JPG

    ここは十字峡、

    本流の黒部川に、剱沢と棒小屋沢の2つの沢が合流し、

    その名のとおり十字になってます。

    吊り橋の手前に広場があるので、

    大休憩、昼飯にします。AM11時半。


    お茶漬けのお湯がなかなか湧かずPM12時10分出発。

    DSC00378.JPG

    おおぉ~、水平です~


    DSC00380.JPG

    半月峡。

    DSC00381.JPG

    S字峡。


    S字峡をすぎてしばらく進むと、

    対岸の山肌に異様なモノが・・・

    DSC00385.JPG

    ぬおっ!

    なんだぁ~!?秘密基地かぁぁあ~!!

    今にも崖がカパッと開いて、ホーク1号が飛び出してきそうです。

    もしくはエリア88!?




    否ぁぁあ!!




    DSC00387.JPG

    これは送電線なんです。



    なぁ~んだ、送電線かぁ~

    って、

    んんんっ!?

    なぜにこんな山の中から送電線がいきなり出現するんだぁ~!?




    それはですね、この山の中には発電所が埋まっているからなのです。

    環境保全と景観考慮、そして厳冬期の雪崩対策のために、

    すべての施設を地下に建設してあるのですよぉぉお!!




    もちろん発電に要す水も黒部ダムから地下導水管で運ばれます。

    そして作られた電気は、

    DSC00392.JPG

    DSC00390.JPG

    この送電線によって私達のもとへ送られるということなのです。



    ・・・・

    ・・・・

    ・・・・


    ス、スゲェ、

    ・・・

    凄すぎるよ、ここぉ~!!

    すべてのスケールが違いすぎるぅぅう!!


    黒部、恐るべし・・・


    ・・・

    ・・・





    ここから、急坂をつづら折に降っていきます。

    違和感を感じ始めていたのはこの頃からだったか・・・



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    またしても吊り橋出現!

    DSC00395.JPG

    こんどの吊り橋は十字峡の2倍ぐらい長い、

    とういことは・・・




    すごぉ~く揺れますぅ~

    やっぱ、吊り橋はこうでなくっちゃ!

    吊り橋が揺れて上下する波長に合わせて、

    リズム良く歩けば揺れも最小限に抑えられます。

    (乗馬と同じですね。ってやったことないけど)



    対岸に渡ると、

    DSC00400.JPG

    およそ登山道に似つかわしくない、こんな回廊が、

    回廊を抜けると、

    DSC00402.JPG

    おおっ!!

    ダムだぁぁあ!!


    ここは仙人谷ダム。

    DSC00404.JPG

    DSC00408.JPG

    DSC00407.JPG

    「日本の近代土木遺産―現存する重要な土木構造物2000選」

    に認定されているダムです。

    水平歩道を歩く者のはしくれとして、

    最低限、このダムのエピソードは知っているべきでしょう。


    ・・・・

    この仙人谷ダムは、

    戦時体制下における電力需要を背景に、

    国家総動員法のもとに建設されたものです。

    この発電所及び仙人谷ダムの建設に伴って行なわれたトンネル工事は、

    摂氏160度に達する高熱の岩盤を掘り進む(高熱隧道)

    という過酷なものとなりました。

    劣悪な労働環境、地熱によるダイナマイトの自然発火事故、

    物資輸送中の水平歩道での日常的な転落事故、

    泡雪崩による宿舎の全壊事故などの被害が重なり、

    300人以上が犠牲となる世界でも類を見ない難工事だったといいます。

    国策という名の下に強行されたこの無謀な工事の代償は、

    あまにも大きかったと言わざるを得ません。

    ・・・・




    このような歴史的背景を知れば、

    自然と頭が垂れようというもの、

    心の中で合掌し、静かにダムを渡るのでした。



    ん、

    ダムを渡る!?



    そうなのです、

    この仙人谷ダムは、

    登山道の一部として開放されているのです。



    まず、ダムを渡り、

    DSC00413.JPG

    この扉から管理施設に入ります。

    DSC00417.JPG

    トンネルを抜けると、

    DSC00420.JPG

    右側に、ダムの上から見えた、橋の中です。

    この中をトロッコが走ります。(普通の人は乗れません)

    DSC00418.JPG

    ダムを正面から見れます。

    窓越しに写したので、写りが悪いです・・・


    左側に目を移すと、

    DSC00421.JPG

    かの高熱隧道です。

    熱気が押し寄せてきます。

    が、現在では温度は下がり49度ぐらいとのこと。

    トンネルを直進して、

    DSC00427.JPG

    ここが出口。

    動物よけのため、しっかり扉をしめておきます。

    関電人見平宿舎の横をこえていくとしばらくは急な登り。

    そしてつづら折の降り。

    今日の宿泊地、

    阿曾原温泉小屋まであと一息です。

    しかし、

    ここで遂に違和感が表面化

    降りで左足に体重が乗った時、

    するどい痛みが、膝に走った


    ぐおっ!


    バランスを崩し、思わず倒れそうになる。

    かつて経験した事のない痛み。

    ゆっくり降りるが、左足に体重がかかる度に痛みが走る。

    瞬間的な痛みのため、

    体が反射してしまい、まともに降りることが出来ない。



    しかし、幸い小屋までもう少し、

    小屋に着けばゆっくり休めるし、

    なにより温泉があるぅ~!!


    まだ見ぬ温泉に勇気をもらい、

    足をひきずり、這うように、

    どうにかこうにかPM2時半、

    阿曾原温泉小屋に到着。

    DSC00428.JPG

    荷物を降ろしほっとする瞬間です。


    ・・・・

    ・・・・



    さて、きりがいいのでここでひとまず中断、

    ああ、もうすぐ3時ですよ

    もう寝ます・・・


  • 10/14/10--09:05: 下ノ廊下 その3 (chan 1761717)
  • DSC00430.JPG

    阿曾原温泉小屋の土台部分。

    コンクリートの土台の上に

    プレハブの小屋です。

    豪雪地帯なので冬期には小屋をバラしてしまうとのこと。



    宿泊手続きをすませ、

    サア温泉と思ったら、

    2時半から3時半までは女性タイムとのこと、

    1時間交代で、男性タイムは3時半から、

    ちょうど丸々1時間待つことに、

    ちなみに、PM8時からはフリータイムだそうです。



    荷物の整理をし、部屋着に着替え、

    左膝の状態を確認。

    外見は異常なし、

    平坦なトコや、登りは痛まないが、

    降りはダメ、

    わずかな降りでも、するどい痛みが走ります。



    嗚呼、明日もコースタイムで5時間ほど歩かねばならんのだが・・・



    しかし、この時はまだ楽観的でした。

    温泉の効果と、自身の治癒力を信じていました。



    明日起きたら良くなっているはずさっ!!



    とりあえず、ナイスミドル氏とビールで乾杯。

    明日の予定などを聞いていると、

    どうやらワタクシの帰りのルートと同じと判明、

    予定時間までも一緒。


    んっ、

    どうやらこの辺で

    ワタクシの帰りのルートについてご説明せねばなりますまい。



    オホンッ、

    まず、愛機は扇沢においてきました。

    しかし、下ノ廊下の終点は欅平。

    欅平からは、トロッコ列車に乗って宇奈月に出ることになります。

    さてここからどうするのか・・・


    『回送サービス』というのを使えば、

    愛機を宇奈月まで持ってきて貰う事が出来るんです。



    が、しかぁ~しっ!!



    高すぎるっ!

    べり~えくすぺんしぶ、なのです。

    ¥22.000だと・・・

    おまけに高速代、ガソリン代は別だし、

    つーか、見ず知らずのオヤジ(かどうか知らんが)に

    我が愛機を乗られるなどというのが気に食わ~ん!!


    なので回送サービスは却下!!




    なら、どーすんだ、オメー。




    フッ、

    いたって簡単なことですよ、

    そう、

    電車を乗り継いで戻ればいいだけの話ですよぉぉお!!


    んっ、

    いったいどのくらい時間かかるかわかってんのか、ですってぇ~?


    ぬかりはありませんて、

    宇奈月温泉駅から信濃大町まで、

    約5時間ほど、

    信濃大町からはバスで扇沢まで40分ほど、

    なんだかんだで約6時間ばかりです~

    あっ、欅平からのトロッコ列車も入れると、

    8時間弱になりますので、

    山歩きとはまったく別の小旅行となる訳です~

    しかも、欅平始発のトロッコ列車に乗れれば、

    宇奈月で2時間ほど自由時間がとれますので、

    温泉に入った上で、あんなトコを見ることが出来る・・・



    どうです!?

    完璧な計画でしょう!?

    たまにはゆっくり電車の旅、

    などというのも風流なものですよぉぉお!!




    ・・・・

    ・・・・

    やがて、3時半、温泉に向かいます。

    小屋から10分ほど降ったところに、

    完全露天のお風呂があります。

    脱衣所などというしゃれたものはないので、

    その辺のスノコの上に服を脱ぎ散らかし、

    お風呂にIN!!

    ・・・

    嗚呼、なんて気持ちいいんでしょう~

    石鹸などはありませんし、使えませんが、十分です。


    これで汗くさい体ともおさらばさっ!!


    帰りも10分かけて登らねばなりませんが、

    夏の暑さは終わっているのでちょうどいい感じ。

    ちなみに照明などはありませんので、

    夕方からはヘッドランプを点けての入浴となります。




    しかし、平日だというのにぞくぞくと宿泊者が到着します。

    本日の宿泊予定は56人だそうです。

    1部屋に定員12人、4部屋あるので定員48人、

    それ以上は、食堂に寝てもらうとのこと、

    それでも布団1枚に1人ですからゆとりがあるほうでしょう。

    紅葉のピーク時には布団1枚に2人とか3人とかもあるそうです。


    ちなみにワタクシは食堂組でした。^^;

    2日前に予約しましたが、その時点で食堂に寝てもらうよ~、と言われました。

    部屋がいっぱいになった後にあぶれた人が食堂ですから、

    当日の飛び込みが多くなければ、

    かえって食堂のほうがゆったりできそうです。



    そして、PM6時、お待ちかねの夕食、

    名物のカレーです。

    にんにくがたっぷり。

    かなり前から仕込みをしていて、

    いいにおいがただよっていたんですよねぇ~

    お米もこだわりのコシヒカリ、

    40分間何回でもおかわりできます。

    ワタクシも当然おかわり(^^)

    もう少し若かったら、もう一杯はいけたかな。

    大満足でした。



    2回戦の食事が終わったら、

    食堂に布団がひかれます。

    12畳ほどの部屋に、7人!!

    狙い通り、かなりゆとりがありました~(^^)

    膝の回復を祈って、就寝。。。





    ・・・・

    ・・・・

    翌、AM3時半起床。

    欅平までのコースタイムは約5時間、

    始発のトロッコ列車はAM9時16分ですので、

    AM4時には出発したいところ。


    さて、膝は・・・

    痛ぅっ!

    昨日と変わりません・・・

    ヤバイ・・・

    無事に帰れるのか、オレ・・・


    うだうだ考えてもラチが明かないので、

    準備を整え、小屋でもらった弁当を食べる。

    膝意外は元気そのもの、

    ならば行くしかあるまいて。

    救いは、

    ここが水平歩道だということ、

    降りじゃなければ、それなりに歩けます。


    そうこうしていると、ナイスミドル氏もやってきて、

    一緒に出発することに。



    AM4時、阿曾原温泉小屋出発。

    まだ、日の出前なので、ヘッドランプを装着。

    小屋からの降りで早くも顔が歪む・・・

    歩いてるうちに負担の少ない歩き方がわかってきたので、

    なんとかバランスを崩さずに降れるように、

    AM5時25分、

    DSC00439.JPG

    折尾の滝です。

    DSC00440.JPG

    砂防堤の中にトンネルがあります。

    AM6時25分、

    DSC00448.JPG

    欅平の駅が見えてきました、

    が、まだまだ、

    DSC00449.JPG

    山肌沿いにぐるっと回り込んでいくので、

    距離があります。

    DSC00451.JPG

    大太鼓からは、

    DSC00453.JPG

    奥鐘山西壁の展望がすばらしい。


    AM6時43分、

    DSC00456.JPG

    志合谷トンネルです。

    150mのトンネルで中がカーブしているので、

    光が入らず、ヘッドランプがなければ通行困難です。

    ヘッドランプの光に反射して壁がキラキラ幻想的に光っていました、

    DSC00458.JPG

    さわってみると、

    冷たいっ!

    霜が反射して光っているようでした。

    DSC00461.JPG

    出口です。

    5分で通過できますが、

    闇の中なので、15分ぐらい歩いたような感覚でした。



    DSC00463.JPG

    水平歩道は、旧日電歩道に比べると、

    比較的歩きやすいが、

    それだけに、油断して事故が起きやすい、

    と山小屋関係者の方が言ってました。



    DSC00466.JPG

    そしてAM8時、やっと水平歩道の終点にたどりつきました~

    ちなみに、ナイスミドル氏ははるか先、

    欅平の駅に到着しているころでしょう。



    ああ、痛む膝をだましてよくここまで歩きとおした、

    ほっとして力が抜けそうになります。




    しかし、

    決して楽観できないのをワタクシは知っていました。

    ここから欅平まで、高低差約400mを一気に降らねばならんのです。

    コースタイム20分、



    ここがワタクシにとって、

    今回の山行1番の試練となりました。

    鬼のような形相をし、

    額にはあぶら汗、

    痛みがはしる度、罵り、雄たけびをあげる。


    気の弱い人間がこの時のワタクシを目撃したならば、

    ただちに卒倒し、

    2日間は高熱にうなされるハメになったことでしょう。(ウソ)




    ・・・・

    ・・・・



    そして、

    DSC00468.JPG

    AM9時、欅平駅着。

    コースタイム20分の所を、1時間かけてやっと降りてきました。

    長く苦しい降りでしたが、

    なんとか予定通り、始発のトロッコ列車にも乗れそうです。



    「やった~!!下ノ廊下、歩き通したぞぉぉお!!」

    ワタクシの歓喜の雄叫びが、欅平の駅舎に響き渡るのでした。(ウソ)





    次回列車の旅編へつづく。


  • 10/17/10--08:49: 下ノ廊下 番外編(列車の旅) (chan 1761717)
  • さて、

    なんとか欅平駅にたどり着いたワタクシは、

    早速、宇奈月まで始発のチケットを購入。



    なぜに、始発にこだわるのか?

    それは、一般観光客の流れに関係しているのです。


    通常の観光客は、宇奈月からの往復切符を買っています。

    第一便の観光客が、わらわらっと欅平に来て、

    さて、戻ろうか、という時間帯が、10時から11時ぐらいなので、

    この時間帯に、欅平から当日券を買おうとしても、

    席がとれない場合が多いのです。


    その点始発ならば、まだ、観光客は多くないので、

    余裕で席が取れるということなのです。




    という訳で、

    余裕でチケットゲット。

    本来、膝が正常ならばもっと早く着いて、

    付近を散策するつもりでしたが、

    もう時間がない、

    トイレに行って、お茶を飲んでいると、

    ちょうど改札が始まりました。


    早速ホームへ、

    DSC00470.JPG

    いました。

    これに乗っていくのです。

    黒部峡谷鉄道、

    別名トロッコ列車です。


    乗るのは4人、

    ワタクシとナイスミドル氏、そして、観光客の夫婦1組、

    まさに貸切状態です~

    DSC00481.JPG

    これが、今回乗る車両。

    リラックス車両といって窓付きです。

    ホントは一番スタンダードな吹きっさらしの車両の方が、

    臨場感が合ってよかったんですが、

    始発はこの車両のみとのこと。



    そして出発。

    ワクワクしてきましたぁ~



    列車は峡谷の中を走って行きますが、

    今までさんざん水平歩道を歩いてきたワタクシにしてみれば、

    いささか物足りない景色と思えてしまうのでした。(-_-;)


    しかし、楽しみは景色だけでは無い!!

    DSC00473.JPG

    小屋平ダム。

    DSC00479.JPG

    出し平ダム。

    景色そっちのけでダムを撮ってましたぁ~(笑

    DSC00483.JPG

    すれちがう車両にはけっこう観光客が乗ってました。


    DSC00489.JPG

    川面がやがてエメラルドグリーンの湖に、

    DSC00493.JPG

    お城のような建物は、

    新柳河原発電所です。

    DSC00495.JPG

    宇奈月ダムが見えてくると、

    トロッコ列車の旅も終了。

    宇奈月駅、AM10時38分着。


    ここでナイスミドル氏とお別れ、

    氏はPM12時07分の宇奈月温泉発に乗ります。

    ワタクシは魚津から糸魚川までの特急券を予約してますので、

    PM1時18分の宇奈月温泉発に乗ります。

    が、糸魚川で氏の列車に追いつきますので、

    また合うことになるんですが・・・^^;

    ・・・

    ・・・

    さて、2時間40分の余裕にものをいわせ、

    見に行く先はぁぁあっっ!!



    DSC00499.JPG

    もちろんダム。

    宇奈月ダムです。

    駅からてくてく20分、

    さっき車窓から見たばっかですが、

    やはりゆっくり見ないとね。

    DSC00500.JPG

    DSC00501.JPG

    忘れずにダムカードをゲット!!

    DSC00508.JPG

    ダム操作室をのぞくことができます。

    DSC00504.JPG

    裏側から見てもカッコイイダムです。

    DSC00505.JPG

    この橋の湾曲具合もイイです。



    ゆっくり堪能したら、宇奈月温泉駅に向かいます。



    次は温泉。

    山行の汚れを落として電車に乗りたいですからねぇ~

    探すのは面倒なので、

    一番先に目に付いたとこに入ると、

    町の公衆浴場でした。^_^;

    おじいちゃん達と一緒に入浴ぅ~

    石鹸もシャンプーもなかったけど、

    いいお湯でしたよ~



    お風呂から上がって、昼飯をたべたら、

    ちょうどいい時間。

    宇奈月温泉駅に・・・

    富山地方鉄道です。

    DSC00514.JPG

    こんな電車。

    発車まで少し時間があったので、

    ホームをうろうろしていると、

    なんか見たことある電車が・・・

    DSC00515.JPG

    なんと!!

    我が地元、西武鉄道で走っていた、

    「特急レッドアロー」の旧車両じゃあないですかっっ!!

    今この車両は西武鉄道では走っていませんが、

    ここでは現役としてバリバリ働いているようです。

    嗚呼、はるか遠い富山の空の下で巡り合うなんて・・・

    ちょっとテンションが上がりました

    ・・・

    さて、

    富山地方鉄道で、がたんごとんと新魚津、

    歩いて、JR北陸本線、魚津駅。

    ここで越後湯沢行きの特急「はくたか」に乗ります。



    んっ、

    DSC00517.JPG

    こんな車両を発見。

    カッコイイ・・・

    働いてるトコが見てみたい・・・


    そうこうしているうちに「はくたか」登場。

    DSC00518.JPG

    2駅、32分だけ乗って、糸魚川で乗り換え、

    JR大糸線です。

    DSC00521.JPG

    ディーゼル車です。


    乗り込むと、

    はたして、ナイスミドル氏がちゃあんと座っていました。(笑



    糸魚川から南小谷まで1時間、

    ここでまた乗り換えです。

    おなじJR大糸線ですが、

    この南小谷駅が、JR東日本とJR西日本の境界なのです。

    糸魚川から南小谷までが、JR西日本。(ディーゼル)

    南小谷以南、松本方面はJR東日本。(電車)

    となっているのです。


    DSC00522.JPG

    これがJR東日本、大糸線。


    そして揺られること、57分、

    PM5時07分、信濃大町着。


    あ~、やっと着いたぁ~、

    って、

    ゆっくりしてはいられません!

    PM5時10分に扇沢行のバスが出るんです!!


    走るナイスミドル氏とワタクシ。

    ずっと座っていたため、足の感覚がおかしい、

    とナイスミドル氏。

    ワタクシは膝が痛くてうまく走れない。


    2人でヒイコラ、バス停留所へ、

    十分、間に合いましたぁ~^_^;



    そして、PM5時50分、扇沢着。

    やっと、愛機とご対面


    ナイスミドル氏とはホントのお別れです。

    お疲れ様でしたっっ!!



    さて、

    これから一路家路に・・・



    って、

    まだ帰りませんよぉぉお!!


    実は、大町温泉郷に宿をとってあります。

    今日はゆっくり体を休めて、

    翌日は・・・




    もうちょっと続きます。^^;


  • 10/18/10--05:56: 大町探訪 (chan 1761717)
  • さてさて、

    愛機に乗り込んだワタクシは、

    水を得た魚のように、

    大町温泉郷へと愛機を解き放ちます。



    10分ほどで宿に到着。

    浴衣に着替えてまず温泉

    その後、

    ビール、食事、ビール、酒、温泉。

    と満喫したら、早々に床につきます。


    なんせ明日は早いから・・・


    そして翌日、

    朝温泉入って、朝食を平らげたら、早速出発!!



    そして、AM8時15分、

    DSC00524.JPG

    高瀬川テプコ館に到着。

    果たしてワタクシの目的はなんなのか・・・


    ・・・・

    ・・・・


    そもそもは、

    昨年剱岳に登ろうと決めて下調べした時に、

    黒部ダムのほかに、この付近には、3つダムがあることが分りました。

    大町ダム、七倉ダム、高瀬ダムです。


    通常ならば、『襲撃』との運びになるのですが、

    時間的余裕がなくて断念。

    ずっと心残りで、眠れぬ夜を過ごしていました。(ウソ)



    すると今年、またしてもこの付近に来る事になりましたので、

    ならば、もう1泊して、ゆっくりダムなど愛でようではないかっ!!

    と画策した次第なのです。

    これならば、ダムも夢枕に立ったりせんだろうし・・・^_^;
                 ↓
    http://245ashinoura.blog.so-net.ne.jp/2009-10-02



    これら3つのダムは、

    高瀬川の上流から、高瀬ダム、七倉ダム、大町ダムと

    つながってますので、

    午前中に全て見学し、余裕をもって帰宅しようと目論んでおりました。




    しかし、事態はそう単純ではなかったのです。


    1番上流にある高瀬ダムは、

    自然環境保護と施設管理のため、

    一般車両の進入が禁止されているとのこと・・・



    「なっ、なんですと~!!」

    しかし、行くのが困難であればあるほど燃えるというもの、

    どうにかして到達する方法を探します。


    1.歩いて行く。

    車の乗り入れは規制されているが、

    立ち入り禁止という訳ではないので、

    七倉ダムから1時間半ほど歩けば到達できる。


    2.タクシーで行く。

    乗り入れ許可を受けた指定タクシーは入ることができるので、

    それを利用する。(七倉ダムから往復¥4200)


    う~ん、

    なんてめんどくさいんだぁぁあ~!!

    もっとシンプルな方法無いんかぁ~いっっ!!



    ・・・・

    ・・・・

    んを、!?

    東京電力で毎日見学会を行っているっ、となっ!?

    ダムだけじゃなく、地下の発電所も見学できる、となっ!?

    しかも、無料、となっ!?



    「こっ、これだぁぁあ~っっ!!」


    早速、申し込んで予約、


    んで、出発場所が、上記の『高瀬川テプコ館』という訳。



    そして、AM9時、マイクロバスにて出発。

    大町ダム、七倉ダムの横を通りすぎてついに高瀬ダムへ、

    DSC00527.JPG

    岩を積み上げて作ったロックフィルダムです。

    ロックフィルダムの中では日本一の高さ、(176m)

    全ダムの中でも、黒部ダムに次いで日本でニ番目の高さを誇ります。


    当然、バスをとめて、ダムを下から眺められるのかと思ったら、

    そのまま提体を登り始めました。

    「おいおい、待てよぉ~、ダムを正面真下から見るのが一番迫力あんのにぃ~。」

    って、「オイッッ!!」

    「提体を車両がそのまま登るんかい!!」

    DSC00528.JPG

    つづら折にダム表面を登っていきます。

    なかなか珍しい光景です。



    天端に着くと、やっとバスを降りて見学タイム。

    DSC00536.JPG

    DSC00539.JPG

    しかし、時間がなく、ゆっくりできませんでした。(-_-;)

    マイクロバスに戻り、高瀬ダムを後にします。

    次は発電所見学。

    この新高瀬川発電所は、

    自然環境保護と豪雪対策のため地下に建造されています。

    DSC00557.JPG

    こんなトンネル。


    発電所内の写真は自主規制しましたぁ~

    あしからず。



    ・・・・

    ・・・・

    約2時間の見学が終わり高瀬川テプコ館に戻るや否や、

    愛機に飛び乗り、今来た道をとってかえします。


    そう、スルーしてきた大町ダムと七倉ダムを見るんですよぉぉお!!


    DSC00562.JPG

    DSC00567.JPG

    大町ダム。

    ここではダムカードが入手できます。


    そして、

    DSC00572.JPG

    DSC00576.JPG

    七倉ダム。

    DSC00579.JPG

    洪水吐きの横に階段があります、

    通常なら迷わず登っていくのですが、

    膝が痛むので断念。


    それでもゆっくり堪能して、

    こんどこそホントに帰途に向かうのでした。



    それにしても、天気に恵まれ、いい旅ができました。

    そうそう、膝の痛みは、

    帰ってきて3日ぐらいしたら気にならなくなり、

    今はまったく問題ありません。

    しかし、気になるので、

    近々どっか近郊の山で様子を見たいと思っています。

    まだ紅葉の時期だしね。



    これで、2泊3日の山行&ダム巡りの旅も

    エンディングを迎えることと相なりました。


    長きに渡り、ウンザリしながらも

    御静読いただきありがとうございました~^^;


  • 11/01/10--09:28: おにゅうアイテム&膝の調子 (chan 1761717)
  • 登山ブーツを新調しましたぁ~

    DSC00591.JPG

    スカルパ トリオレGTXですぅ~




    現用のライケルもまだ使えますが、

    不満箇所が少々・・・

    足のフィット感は抜群にいいのだが、

    シューレース(ひらたく言えば靴紐ですな)が、

    キッチリ締まりづらいし、緩みやすい、


    構造的問題なのだが、

    どんなにきつく締めても、

    靴紐とブーツのベロが干渉しているので、

    1時間も歩いていると緩くなって、

    ホールド感が失われてしまう・・・


    それでも、一定以上は緩まないし、

    それ以外は大きな問題もないので、容認してきました。



    しかし、

    フラリと寄った、某登山用品店、

    時間があったのでためし履きなどしていると、



    上記の、スカルパ トリオレGTX。

    フィット感抜群、

    靴紐の締まり、良好、

    足首のホールド、良好、

    足さばき、軽快、

    と、一気に気に入ってしまい、

    気が付くと購入しておりましたぁ~^_^;


    しかし、実際に山で使って見ない事には

    ホントのところは解らない・・・






    とゆー訳で、

    10月27日、

    雲取山に行ってきました~


    紅葉ハイクです~

    膝の調子も確認したいしね。




    AM6時20分、

    鴨沢から入山。

    今回はダブルストック装備、

    軽快に歩けます、


    このブーツは3000m級の岩稜歩きとか、

    2000m級の雪山及び残雪期まで対応しているので、

    このコースには、オーバースペックの感があるが、

    あまり重たさも感じさせず(片足750g)歩きやすい。

    ライケルも同じ重量だがわずかに重たく感じるのは

    重心の違いかもしれません。



    そうこうしているうちに、

    DSC00603.JPG

    AM8時55分、七ッ石山着。

    DSC00606.JPG

    南アルプスが見えました。

    DSC00611.JPG

    時期が早かったのか、今年は色付きがわるいのか、

    紅葉はいまいちでした。


    ここまではずっと登りでしたので、

    膝はなんの問題もなし、

    七ッ石山から本日始めての降りです。

    傾斜はきつめ、ここが問題、

    さて・・・

    ・・・・





    むうっ!?

    やはり右膝に違和感が・・・

    具体的には右膝裏の外側、

    この前と同じ箇所です。


    まだ痛みは軽いのでストックを使って普通に歩けます、

    これがひどくなると、右膝全体に痛みがおよんでくるんだよなぁ~

    七ッ石山の降りが終わると、痛みも消えました。

    やはり痛むのは降りだけ、

    ここから雲取山までは登りのみなので痛むことは無いと思うが、

    帰りがチト心配です。



    が、先のことを悩んでもしかたがない、

    前に進むしかありませんよぉぉお!






    稜線に出ると急に気温が下がります。

    DSC00612.JPG

    霜柱です。

    水溜りには薄氷が張ってます。

    DSC00613.JPG

    山頂までもうちょっと。



    そして、

    DSC00615.JPG

    AM10時15分、

    雲取山頂上着。

    富士山は見えませんでした。


    早めの昼食をとり、大休憩。




    そしてAM11時、頂上発。


    いきなりの降りに緊張するが、

    違和感はあるものの、痛みは強くない、

    ダブルストックの効果も大きいですねぇ~



    このコースは緩やかに登り、緩やかに降るので、

    帰りの降りは大半が緩やかで膝も痛まないが、

    たまにあるきつい降りではやはり膝が痛む。




    どうにか折り合いをつけて、

    PM2時、鴨沢に帰還。


    すぐに愛機に乗り込み、

    温泉へGO!


    DSC00621.JPG

    丹波山の、のめこい湯です。

    温泉で温まりつつ、膝はアイシング。


    その効果か、翌日からは痛み無く過ごす事が出来ました。

    (筋肉痛はありますが)



    ・・・・

    ・・・・

    ・・・・



    今回解ったこと。

    降りが原因で膝が痛くなるのではなく、

    登りの時点でも膝に負荷がかかり続けていて、

    それが降りでより強い負荷がかかった時に、

    痛みとして現われる。


    といったところでしょうか。





    自分の今までの登り方、

    ひいては普段の歩行の姿勢など

    根本的に考え直さねばならんようです・・・・






    とりあえず・・・

    これに懲りずに、

    できれば週一ペースぐらいで近くの低山に、

    かよってみようかなぁ~などと目論んでおります~

    もちろん無理はしませんが・・・・




    果たして膝の痛みは克服できるのか!?

    こうご期待なのであります!!(他人事かっ)


  • 11/13/10--07:28: 三峰神社&妙法ヶ岳 (chan 1761717)
  • ちょっと前の話になりますが・・・


    紅葉と足慣らしのために

    11月4日、三峰神社に行ってきました。

    DSC00623.JPG

    駐車場から。




    季節ごとに必ず訪れますが、

    やはりこの時期が1番にぎわっています。

    DSC00625.JPG

    普段の平日はガラガラの駐車場も

    この時ばかりは観光バスまで・・・


    個人的には静かな方が好きなんだが・・・




    ここで登山ブーツに履き替え、

    たすきがけの簡易リュック

    いちおう、雨具、ヘッドライト、コンパス、水、食料をつっこんで出発。



    まずは三峰神社。

    DSC00638.JPG

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    紅葉とよく合います。



    そして今日は、

    DSC00636.JPG

    ここに行きます。

    妙法ヶ岳。

    三峰神社の奥宮があります。


    ここからは山歩き、

    荷物が軽いので早足で飛ぶように進めます。


    今回は歩き方を考慮。

    今までは、体重が外側にかかる歩き方でした、

    極端に言うと、足刀で歩いてるような感じ。

    疲れてくると膝が外側に逃げ、

    バランスを崩すことがままありました。


    そこで今回は内側に意識を集中、

    踵からつま先に確実に体重が乗るように歩く、

    膝が外側に逃げないよう中心を意識して歩く。



    神社から10分、

    雲取山の登山道を分けて20分、

    DSC00653.JPG

    最後の急斜面を登ると、

    DSC00641.JPG

    三峰奥宮に着きました。


    さすがにこの時間に(PM2時)ここに来る人は無く、

    静かなひとときが過ごせました。


    眺めも抜群。

    DSC00646.JPG

    三峰神社方面。


    DSC00651.JPG

    雲取方面。



    しばしの休憩後、降り始めます。

    膝に意識を集中し、

    重心を中心に。


    荷物が軽すぎるのと、

    歩いた時間が短いのもあり、

    膝の違和感は感じられず。


    負荷をかけるために早足、

    いや、小走り状態で駆け降りる。

    20分で駐車場着。


    さすがに僅かに違和感が出るが、

    おおむねイメージどおりに体が動いたので、

    まあ、満足して帰ってきました。


    今度はもっと長いコースで確認ですなっ!!


  • 12/04/10--08:44: 大岳山  (奥多摩ハイク) (chan 1761717)
  • さて・・・・



    いまひとつ膝の調子に自信が持てないワタクシは、

    高い山が雪に閉ざされていくこの時期、

    トレーニングを兼ねて近場の低山を襲撃してみようなどと、

    目論むのでありました。


    場所は奥多摩

    なんといってもアクセスがいいっ!

    ブ~ンと愛機で1時間ちょっと、

    コースのバリエーションも多い。

    今までは近すぎてほとんど訪れていなかったので、

    かえって新鮮に感じ、しばらくは楽しめそうですねぇ~。



    んで、

    その第1弾。

    11月24日、AM4時20分発進。

    途中のコンビニで寄り道し、弁当を購入。

    車内で朝食。


    と、

    ここで忠告1つ、

    車内でぺペロンチーノは食べるべからず!!

    ニオイがなかなか抜けません~





    食後、窓を全開にして走ることしばし、


    5時半、白丸駅付近の駐車場着。

    も、

    今だ未明にて、出発する気分になれず。(~_~;)

    遠出する感覚で早く起きすぎたようですなっ!

    無論ヘッドライトは持参しているが、

    そこまで気合が入っているわけではないので、

    明るくなるまで、ぶらぶらと奥多摩湖へドライヴィング。

    日が開けてきたので、件の駐車場に戻り、

    AM7時、歩き始めます。

    DSC00655.JPG


    まずは白丸調整池を渡り、

    DSC00656.JPG


    数馬峡を横目に、

    DSC00658.JPG


    遊歩道歩き。

    遊歩道が終わると舗装道路を奥多摩霊園方向へ、

    30分ほど歩くと、大楢峠への登山道があるので、ここから入山。

    AM7時30分。



    DSC00660.JPG

    大楢峠、AM8時18分着。

    しばらく歩くと御岳山が見えてきました。

    DSC00665.JPG

    そう、

    第一目標は、この御岳山。



    実は、20年ほど前、

    学生時代、暇に任せて夏休み、

    独りで登ったことがあったんです~(このコースじゃないケド)

    嗚呼、紅顔の美少年であったあの頃が懐かしい・・・(*_*)

    ・・・・

    ・・・・




    オホン、


    さておき、

    ほどなく御岳山に到着、AM9時20分。

    DSC00670.JPG

    御岳神社にお参り、

    ここに着くまでは誰一人合わなかったのに、

    さすがに有名所、けっこう人が訪れています。

    今流行りの山ガールなどもちらほら、

    真新しい装備に身を包んでういういしいですなぁ~




    DSC00674.JPG

    それにしても天気は今1つ、先を急ぎます。


    奥ノ院、鍋割山を経て大岳山。AM11時25分。

    DSC00680.JPG

    さすが奥多摩三山の一つ、

    平日でも山頂は人が多い、

    加えてお昼時ともなればナカナカの賑わい。

    長居する気分にはなれないので、

    おにぎりを2つほおばったらすぐに山頂を後にします。



    ちなみに、奥多摩三山とは大岳山、三頭山、御前山のことで、

    三頭山は2年前に登っているので

    大岳山を登った今、残るは御前山のみ、

    体力が残っていたら御前山まで足を延ばそうと考えていましたが、

    4時間半ほど歩いたら膝の様子も少し怪しくなってきたので、

    無理せず下山することに。



    とはいえゴールの奥多摩駅まではコースタイムで3時間ほど、

    まだまだ終りではありません、

    しかもこれからは降りメイン、

    膝に1番負担がかかる場面、

    果たしてこのピンチをどう切り抜けるというのか・・・

    ・・・・

    ・・・・

    ・・・・

    フッ、

    ワタクシとてそれほど愚かではありません~

    ちゃ~んと、降り用にダブルストックを装備していますよぉぉお!!



    と、ここで、今週のにょごの格言。

    『山に登ったならば、必ず降りてこなければならない。』

    ・・・・

    ・・・・


    ん、

    格言でもなんでもない?

    意味不明?

    ・・・

    そうですか・・・

    含蓄のあるいい言葉だと思うのだがなあ~





    ともあれ、

    シャキーン』という効果音(自分で言った)とともにダブルストックを装備したワタクシは、

    11時40分、意気揚揚と大岳山を後にするのでした。


    降りの中間地点の鋸山まではいいペース、

    DSC00682.JPG

    が、ここでこれまでの蓄積が表面化、

    恐れていた膝の痛みがとうとう出てしまいました。

    しかし慌てずダブルストックを駆使し、

    どうにか奥多摩駅まで下山。14時30分。

    DSC00686.JPG



    奥多摩駅からは電車を利用し白丸駅へ、

    そして駐車場の愛機に戻って山行終了。


    このようにこのエリアは、下山地点が入山地点と違っても、

    電車やバスで比較的容易に入山地点に戻れるので、

    いろんなバリエーションが楽しめそうです。


    膝は痛くはなったが、

    当初の耐え難い痛みではないので、

    引き続きトレーニングを行う所存です。


    てか、

    第2弾、もう行きました~

    場所は、やはり奥多摩、

    御前山です~

    詳細は次回。


  • 12/10/10--05:19: 御前山 (奥多摩ハイク) (chan 1761717)
  • 前回の山行からきっかり1週間後、

    12月1日、AM6時半、

    奥多摩方面に飛来する機影が1つ、

    そう、我が愛機がまたしても襲撃を敢行したのです。



    てか、今回は寝坊しました。(-"-)

    前回は早すぎて、今回は遅いとは・・・



    でも、近場の強み、

    少々の遅れはものともしませんよおぉぉお!!



    小河内ダムの駐車場に着いたのはAM7時40分。

    DSC00692.JPG

    今回はここから歩き始めます。

    ターゲットは奥多摩三山の1つ、御前山です。

    DSC00697.JPG

    ダムサイトから見えるこの山です。

    ちょうど太陽が出ようとしている場所がまさに御前山です~


    DSC00695.JPG

    朝の奥多摩湖は静かに水をたたえていました。



    守衛さんに挨拶し、ダムの天端を渡り、展望台への道を登ります。

    途中分岐、

    右を選ぶとダムの展望台、左を選ぶと御前山の登山道です。

    AM8時、スタート。

    落ち葉の敷き詰められた角度のある斜面を

    ひたすら登り、高度をかせぐ。


    45分ほど歩くと、

    DSC00705.JPG

    眺めのいい場所に、

    サス沢山です。

    DSC00702.JPG

    奥多摩湖の眺めがスバラシイ。

    しばし“雲じい”気分にひたった後、先に進みます。

    惣岳山を越えて、AM9時53分、

    DSC00708.JPG

    御前山着。

    これで奥多摩三山、登頂です~


    目的を達したら、後は降りるのみ、

    膝の調子は・・・

    問題ナシ!

    歩いている時間も少ないが、快調です。


    降りは鋸尾根、前回と同じコースです。

    前回は膝の痛みと疲労により、ほうほうのていで降りてきましたが、

    今回はそのリヴェンジをかねて同コースを選択しました。



    御前山から、クロノ尾山、鞘口山、を経て鋸尾根に到達します、

    前回はダブルストックを駆使して降りてきましたが、

    今回は調子がいいので使わないことに、

    いいペースで降って行きます。

    DSC00712.JPG

    途中、天狗がいました。

    後で調べたら、天聖神社というみたいです。

    後ろにはさっき歩いてきた御前山が見えます。



    DSC00716.JPG

    愛宕神社に着くと、ラストスパートです。

    後は奥多摩への降りですが、

    ここがなかなか手強い。

    DSC00717.JPG

    187段の急階段です。

    この写真は降りてから見上げて撮りました。

    この階段はさすがにこたえました~

    それでも無事に下山、PM12時30分。


    奥多摩駅でバスに乗り、奥多摩湖の我が愛機のもとへ、



    帰りはもえぎの湯で汗を流してきました

    DSC00721.JPG

    しかし、ここはせまくてまいりますなぁ~

    よっぽどのことがない限り、あまり行きたくないなぁ~






    さて今回は・・・・

    4時間半と時間も距離も短かったせいもあるが、

    調子よく歩けました。

    最後の降りでちょっと膝にきましたが、

    痛み方がマイルドになったような気がします。



    とりあえずは週1登山は続けて様子を見ていきたいと思います。





    てか、

    昨日も奥多摩歩いてきましたぁ~(例によって詳細は後日~)

    すっかりホームマウンテンとなりつつあるのでした。


  • 12/16/10--04:59: 再び大岳山 (奥多摩ハイク) (chan 1761717)
  • 12月9日、奥多摩ハイクも第3弾、

    例のごとくこの日も寝坊したワタクシ、


    しかしめげずにAM7時に出発。

    いつものコンビニで朝食を食べたら、

    鳩の巣の駐車場に愛機をデポ。

    急いで鳩の巣駅へ、

    DSC00734.JPG

    AM8時32分の電車に飛び乗ります。

    2駅だけ乗って終点の奥多摩駅へ、


    そして今回向かう先はぁぁあ!!



    愛宕山です。

    そう、

    前回、前々回と下山に使った鋸尾根、

    なかなかのコースだったので、

    これは是非登って見なければっ!!




    と言う訳にて早速やって来てしまいましたぁ~

    AM8時52分、登山開始。


    ん、

    待てよ、このコースを登るということは・・・

    そう、

    DSC00738.JPG

    いきなりこの階段を登らなければなりません。


  • 12/18/10--06:50: 大岳山再び その2 (奥多摩ハイク) (chan 1761717)
  • え~、


    うかつにも下書きに保存すべき内容を投稿してしまったワタクシ、

    中途半端な記事を露出させてしまいましたぁ~




    えっ!?


    いつも中途半端な終わり方だから気が付かなかった、

    ですってぇ~!?



    むう・・・

    それもそうかぁ、ならばサラッと先にすすめましょう。





    DSC00738.JPG

    とにかく序盤にして、この187段を登り始めるのですが・・・


    以前のワタクシならば、このような階段に直面したバアイ、

    ペースなど考えず、なりふり構わずエイヤッと登ってしまうトコロでしょう。


    しかし、ワタクシとて40を1つほど越える身、

    あまつさえ膝の痛みも顔をのぞかせる昨今、

    がむしゃらなだけの登山はそろそろ卒業せねばなりません。



    そう、ここはゆっくり、

    途中で軽い休憩などはさみつつ、

    着実に歩を進めて行くのでした。


    ・・・・

    ・・・・

    フッ、

    そうなのです。

    男、40を越えれば、自ずから落ち着きがにじみ出ようというもの、

    これからのテーマはダンディズム登山なのです。


    さて、

    ダンディに階段をクリアしたワタクシは、なおもダンディに歩き続けます。

    DSC00744.JPG

    途中の鎖場も鎖に頼らずダンディにクリア。


    鋸山を越えて、標高1200mぐらいから・・・

    DSC00747.JPG

    雪が薄っすら、

    しかし、表面だけだし、凍結もしていないので、

    アイゼンの出番はありませんでした。


    そしてAM11時52分、大岳山山頂、ダンディに着。

    DSC00751.JPG

    雲が多く景色はいまいちでした。


    前回訪れた時は、老若男女、

    はては流行の山ガールらしき人などで賑わっていた山頂ですが、

    今回は中高年の男性ばかり・・・

    『山ガール』に対抗するならば、『山オヤジ』とでも呼ぶべきでしょうか、



    さながらワタクシの内面からにじみ出る

    ダンディズムのオーラが共鳴し呼び寄せるというのか、

    次々と『山オヤジ』が登ってくるので、

    いそいで昼食のおむすびをほうばり、

    少しでもオヤジ密度を下げるべくPM12時10分、下山を開始するのでした。



    下山路は海沢探勝路、

    地図には難路を示す破線で表記されています。

    この様なコースは岩稜地帯で通行に危険がともなうか、

    道が不明瞭で迷いやすいようなコースとなっています。

    しかし、

    調べてみるとさほど難しいコースではないとの意見が多数、

    ワタクシも破線コースを何回か歩きましたが、

    そのどれもが一癖も二癖もあるコースでした、

    ので、前評判はともかく、ちょっと楽しみにしてました。


    大岳山から5分ほど引き返すと、

    海沢探勝路の分岐があります。

    指導票は出ていないので、気を付けていないと見過ごしてしまいそうです。

    朝一で登ってきたと思われる足跡があったのですぐにわかりました、

    早速降って行くと

    道は細いが、荒廃している感じではないので、

    注意深くダンディに歩けば迷うことはありませんでした。

    DSC00757.JPG

    途中こんなものもあったので、

    定期的に人の出入りはあるようです。

    12時55分、海沢探勝路、破線コース終了、

    ダンディに海沢園地に到達しました。


    大滝。

    DSC00761.JPG

    ネジレノ滝。

    DSC00762.JPG

    三ッ釜の滝。

    DSC00763.JPG

    3つの滝が出迎えてくれます。


    海沢園地からは林道を歩き大楢峠、

    大楢峠からは鳩の巣へと向かいます。


    やはり、降りの後半は膝が痛くなりましたが、

    前よりはかなり余裕をもって歩けるようになりました。


    DSC00768.JPG

    途中、越沢バットレスです。

    クライミングで有名なとこみたいですねぇ~



    そして14時40分、鳩の巣の駐車場着、ダンディに山行終了。





    今回気を付けたことは、

    『降りをゆっくり確実に降りてくる。』

    基本中の基本です。

    しかし今までこれが出来ていなかった。


    今までは重力に任せて、ガンガン降りてきていました、

    筋力をあまり使わず、スピーディに降りられるからです。

    反面、スピードが出すぎるので安定感が悪いのと、

    衝撃を直接受けるので関節に負担がかかります。


    膝を痛めてしまったのもこの辺りに要因があるかもしれません。


    なので、今回は、

    重力に頼らず、筋肉を意識し、

    膝のクッションを使い衝撃を吸収しつつ

    確実に降りるよう意識しました。


    最初はもどかしく感じましたが、

    安定感が増し、より安全に降りることが出来たように思います。


    しかし、今になって気付くとは、

    ずいぶん遠回りをしたものです。



    まぁ、

    これからはゆっくり落ち着いた、ダンディズム登山を目指していく所存です。


  • 01/06/11--06:24: 2010年登り納め  大菩薩嶺 (chan 1761717)
  • ええと、

    年末年始は海外で過ごしていたので、

    更新が遅くなってしまいましたぁ~
























    などと一度は言ってみたい、

    ただのものぐさにょごです~(笑









    さて、

    いまだ昨年の話となりますが・・・

    ・・・

    ・・・

    週1登山を目標としていたワタクシでしたが、

    体調不良や天候不良などで2週空いてしまいました。

    ので、

    12月29日は必ずやどこか行こうと目論んでおりました。

    天気も良さそうだしね。



    で、肝心の場所だが・・・

    ここ何回かの山行をかさねて、

    膝の調子もいいようだし、

    今回は少しレベルを上げることに・・・

    三峰から雲取山ピストンなどを画策していました。


    しかし、28日、

    仕事帰りの夜、突然の降雨、

    待てよ・・・

    この辺が雨だと言う事は・・・

    山では確実に雪だなこりゃ・・・







    シメタッ!

    雪景色が堪能できるぞっ!


    でも雲取山ではイマイチ物足りない気が・・・

    もう少し雪景色が映えるトコは・・・

    ・・・

    ・・・

    そうだっ!

    大菩薩に行こうっ!!





    てなわけで29日、

    圏央道、中央道で勝沼IC、

    路面凍結に戦々恐々としながら裂石の登山口に、

    DSC00784.JPG

    夏タイヤ、FR車ではここまでが限界です~(~_~;)

    が、この時点でこの積もり方ならば、

    いい感じの雪景色が楽しめそうですぞっ!



    AM6時45分、はやる心を抑えつつ出発。

    まずは上日川峠へ、

    DSC00786.JPG

    どうやら1番乗りのようです、

    3~4cmぐらいの積雪を踏みしめていきます。



    上日川峠からは石丸峠へ、

    遠回りで時間はかかるが、

    雪が深く歩きがいがあるコースです。

    20~30cmの積雪、

    樹林帯の急坂をキックステップで抜けていくと、

    DSC00795.JPG

    DSC00796.JPG

    急に南面の景色が開けます。

    DSC00797.JPG

    そしてこの雪の斜面。

    このコースの醍醐味です。

    DSC00799.JPG

    登山道はこんな感じ、

    積雪は・・・

    DSC00800.JPG

    ズボッと30~40cmぐらい、

    つぼ足でラッセルしていきます。



    AM10時16分、石丸峠着。

    DSC00801.JPG

    目の前の熊沢山を越えていくと大菩薩峠です、

    時折膝上ぐらいの吹き溜まりがあり、休み休み登っていきます。

    さえぎるものがない斜面なので、風が厳しく吹き付ける。

    凍結防止仕様のハイドレーションも凍りつきそうなので、

    こまめに水分補給し、水が停滞しないよう工夫します。



    熊沢山を越えて、介山荘の休憩所で小休止、

    おにぎり1個と、サーモスに入れてきたレモンしょうが湯にて暖を取ります。


    以前は律儀にバーナーでお湯を沸かしてましたが、

    寒さに耐え、時間をかけてお湯も沸かすより、

    温かい物をそのまま持ってくるほうが効率的かな~なんて、

    家で作ってから6時間ほど経過してますが、

    依然アツアツ、芯まで暖まれました。



    DSC00804.JPG

    休憩後、大菩薩峠、AM10時46分。

    すでに何人か登って来ていますので、

    ここからはトレースがついています。

    DSC00806.JPG

    稜線に青空がまぶしいですが、

    実はナカナカの強風。

    アウターはウインドストッパーでなんとかしのげるが、

    防風サイクルグローブをしていても、

    指の感覚が無くなってくる、

    たまらず、オーバーグローブを装着し事無きを得るが、

    2000m弱とはいえ稜線上の強風は要注意です。

    DSC00805.JPG

    極小のエビのしっぽができてました。


    強風をしのいで登って行くのに夢中で、

    ハイドレーションの水分補給をお留守にしていたら、

    たちまち凍り付いてしまいました。

    凍結防止仕様も限界があるようですねぇ~



    さて稜線の登山道状況ですが、

    雪が降ったばかりで踏み固められていないので、

    アイゼンは必要ありませんでした。




    DSC00808.JPG

    大菩薩嶺、AM11時45分着。

    帰りは唐松尾根から、

    DSC00807.JPG

    雷岩からの眺め。



    唐松尾根は誰も登り降りしていなかったようで、

    ここも1番乗りぃ~

    DSC00812.JPG

    キックステップでどんどん降りて、

    上日川峠、12時40分着。

    ここからは往路をもどって13時45分駐車場へ、下山。



    しかし、このコース、

    まさに雪山初級の教科書のようなコース、

    いろいろ試せて堪能できました。


    約7時間の行程でしたが、

    今回膝の痛みも出ることなく歩き切ることができました。

    まだ完全に膝痛を克服したという訳ではないでしょうが、

    一応の自信にはなったかな。




    さて、

    年明け一発目はどこにしようか・・・

    久しぶりに妙義にでも行ってみようかしらん。


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  • 09/17/11--02:58: 健在で~す。 (chan 1761717)
  • 久しくお休みしていましたが・・・・




    なんとなく復活してみましたぁ~




    って、見てくれる人がいるかは分かりませぬがっ。




    ここ半年ちょっと、

    特に、事故にも遭わず、病気もせず、遭難もせず、

    予想外の事態なども起こらず、

    比較的すこやかに過ごしてまいりました。




    マァ、山からは少し遠ざかっていましたが・・・










    んで、

    久しぶりに行ってきました~

    まずは、8月10日。

    久しぶりなので無理せず奥多摩。


    鳩ノ巣から、鳩ノ巣城山、

    DSC00912.JPG

    大楢峠を経て海沢探勝路にて大岳山へ、

    DSC00918.JPG

    しかし、虻、蜂に追われ、オーバーペース

    完全にバテバテモード。

    頑張って御岳山まで縦走するも、

    力尽き、ケーブルカーで下山。

    バスと電車で、やっとこ、わが愛機のもとへ。

    ・・・・

    ・・・・

    ・・・・

    ・・・・

    少し日があいて、9月7日。

    今度は谷川岳へ

    DSC00938.JPG

    西黒尾根から、

    DSC00951.JPG

    山頂を目指します。

    DSC00961.JPG

    トマの耳から、

    DSC00962.JPG

    オキの耳。



    帰りは天神尾根を降って、ロープウエイで、

    と思ったが・・・

    なんとか頑張って自分のあんよで田尻尾根を降りてきました。

    ・・・・

    ・・・・

    ・・・・

    そして、先週9月14、15日。

    谷川岳の筋肉痛もさめやらぬなか、

    白馬岳へ、


    DSC00975.JPG

    AM5時に猿倉を出発するつもりが、

    寝坊してAM9時に登山開始、(爆

    もちろん、行程は大幅に短縮。

    DSC00986.JPG

    白馬大雪渓です。

    しかし雪渓もかなり溶けて、

    歩けるのは300mくらいでした。

    あとはひたすら高巻きの秋道を・・・

    DSC00995.JPG

    宿泊した白馬岳直下の白馬山荘です。

    PM1時30分着。


    ゆっくり休んで、翌日日の出前に山頂へ、

    DSC01035.JPG

    真っ赤な御来光が拝めました。

    DSC01033.JPG

    剱から立山、槍まではっきりとみえましたぁ~



    翌日は仕事なので、無理せず来た道を下山。

    DSC01052.JPG

    大雪渓から見上げる白馬岳。(雲に隠れてますが)




    ・・・・

    ・・・・

    ・・・・


    やっぱり山はイイ。


  • 10/01/11--08:06: 上高地から・・・ (chan 1761717)
  • 上高地。




    未だ足を踏み入れたことのない憧れの地。




    彼の地には我が愛機を受け入れない

    特別な結界が厳重に張り巡らされ・・・








    てか、マイカー規制のことですが・・・




    そう、彼の地に足を踏み入れるには、

    許可を得たバスかタクシー

    もしくはてくてくと歩いて行くしか方法がないのです。





    そんなアクセスの不便さから、

    強襲するのに二の足を踏んでいたワタクシ。






    が、

    しかぁ~しっ

    遂に彼の地への強襲命令が下されたのです

    命令とあらば、否も応もありません。

    「仕方ないなぁ~」口とは裏腹に嬉々として準備を進めます。





    えっ!!

    いったい誰に命令されているんだ、ですってぇぇ~!!












    フッ、

    野暮なことは聞きっこなしですよぉぉ~!!














    当然、

    『自分の内なる声』

    に決まっているじゃあないですか。<(`^´)>

    これには逆らうことはできません。(ナンテネ)













    といった訳で、

    9月28日、密命を帯びた我が愛機は、

    闇に乗じて上高地を目指すのでした。











    今回のミッション達成条件

    ・上高地から岳沢を経て重太郎新道にて前穂高岳に登頂。

    ・前穂から吊尾根で奥穂高岳に到達。

    ・ザイテングラードを降り、涸沢に到達。

    ・パノラマコースにてパノラマな展望を堪能。

    ・上記を1泊2日以内にて踏破。

    ・全行程を無傷で歩き通し帰還すること。

    ・山行後、温泉で汗を流し疲れを癒すこと。





    これらをクリアしないことには今回の山行は成功とはいえないのですが、


    果たして・・・・











    まずはAM4時40分、愛機を沢渡の市営第2駐車場に忍ばせます。


    さて、ここからはバスかタクシーに乗り換えなければならない訳ですが、

    庶民的なワタクシは当然バスの予定。



    なになに、始発は5時40分ですかぁ~

    のんびり待つかぁ~

    などと思ってうろうろしていると、

    タクシーの運転手に声をかけられる、

    「いやいや、バスでのんびり行くからいいよ~」

    断るも、気付けば半ば強引に、相乗りで上高地に・・・(笑


    AM5時45分、潜入成功。





    DSC01057.JPG

    上高地バスターミナルより穂高を望む。





    上高地に到着すると、意外に人が多いのに驚きます。

    2、30人はいたでしょうか、




    トイレに行って、ゆっくり準備しても、皆歩き出さないので、

    先んじて出発、AM6時00分。



    DSC01060.JPG

    早朝の河童橋を渡り、登山口を目指します。

    DSC01074.JPG

    岳沢コース登山口、AM6時15分。

    2時間ほど登ると、

    DSC01083.JPG

    岳沢小屋に、

    トイレだけ借りて、AM8時00分岳沢小屋発。





    と、ここでルートミス!

    本当は沢筋を渡り、草付の尾根をジグザグに登るのだが、

    沢筋を直登してしまう。

    すぐに気付いて戻るも、時間と体力を消費。




    しばらくはジグザグの登り、

    2500mを越えると、

    DSC01094.JPG

    昨年歩いた、奥穂から西穂の鋭い岩稜が大きく迫ります。

    やはり凄い迫力です。




    本当は、今年は西穂から奥穂へ、昨年の逆コースを歩きたかったんですが、

    現状の体力で無理なく歩くには2泊はしないと厳しいので、

    今年は見送ることに、

    来年こそは・・・






    さて、森林限界を越えてしばらくすると、

    DSC01098.JPG

    前穂高岳が近くなります。

    そして、

    DSC01099.JPG

    紀美子平、AM10時43分着。



    ザックをデポして前穂を往復します。

    「身軽になればこっちのもんだゼェェ~!」

    調子に乗って歩き始めるも、そこは3000m級、

    空気は薄くヒイヒイ、ハァハァ。



    DSC01104.JPG

    途中、奥穂から槍までの稜線が姿を現し、テンションはUP!!!



    そしてAM11時15分、

    DSC01106.JPG

    前穂高岳、登頂。

    タイミングよく山頂をひとりじめできました。



    360°の展望をしばし楽しんだ後、

    紀美子平に降り、簡単な昼食タイム。




    そして、PM12時00分、

    紀美子平を出発し吊尾根へ、


    稜線はほとんど歩かず、トラバース。

    南稜の頭に出ると、やっと稜線へ、

    DSC01109.JPG

    下に涸沢が見えました。

    DSC01110.JPG

    かなたには、立山、剱も見えました。





    しかしこのコース、後半はなかなかの岩稜帯、

    スリル満点で楽しめました~





    やがて、PM1時26分、

    DSC01118.JPG

    奥穂高岳、到達。

    日本で3番目の高峰です。





    DSC01119.JPG

    ガスの向こうに見え隠れするジャンダルム。





    しばし頂上を堪能した後、奥穂を降りて白出のコルへ、

    今日の宿泊地の穂高岳山荘、PM2時00分着。

    DSC01123.JPG

    ここから眺める奥穂の姿が一番カッコイイ!!











    さて、

    なんとかここまで無事にたどり着きまして、前半は終了です。


    果たして後半は何かが起きるのか?!

    無事にミッションを遂行できるのか?!


    次回へ続くのであります。


  • 10/01/11--08:06: PR: シーテックジャパン2011ドコモスペシャルサイト (chan 1761717)
  • ドコモスペシャルサイトオープン!最先端の技術を駆使した出展物が盛りだくさん!

  • 10/05/11--09:20: パノラマコースから上高地 (chan 1761717)
  • さて、みなさん、


    世の中には、『過去の経験から学習する』ということが、

    まったく出来ない愚か者がいかに多いことか・・・

    まことに嘆かわしい限りです。(--〆)


    今回は不本意ながら、

    まず、そんな話からせねばならんのです。






    彼、

    まあ、仮にエヌとでもしておきましょうか、

    そのエヌは以前、登山の折、

    山小屋に着いて早々に寝こけてしまったために、

    アッ!と言う間に高山病にかかり、

    ひどく苦しんだ、という経験をしていました。


    それ以来エヌは、山小屋に到着しても、すぐに休むことはせず、

    高山病にならないよう、細心の注意をはらってきたのでした。




    が、

    今回、

    エヌは遂にその禁を破ってしまったのです。




    前日、

    仕事から帰り、仮眠2時間程、

    すぐに愛機に飛び乗り、一路上高地。


    上高地に着けばすかさず約8時間の山行。


    頭では理解しているつもりでも、

    山小屋に着いた安心感から、

    体が勝手に休息モードへ急速に移行。

    ・・・

    ・・・

    ・・・

    結果、

    当然のごとく、

    高山病の魔手に・・・






    んっっ!

    「何故にオメーは、そのエヌって奴についてそんなに詳しいんだぁ~?」

    ですってぇ~!?


    ・・・

    ・・・


    イヤだなぁ~、

    あなたも人が悪い、





    皆まで言わせるつもりですかぁ~!?

    もうお分かりのハズだと思いますが・・・





    そう、

    エヌはワタクシに決まっておりますよぉぉ~!!





    という訳で、

    夕食の頃には、

    押しも押されぬ高山病に、

    頭痛に倦怠感、空腹なのに食欲がない、

    やっとのことで、ごはん1杯と味噌汁1杯を流しこむのが精一杯。


    逃げるように食堂をあとにすると、

    部屋に戻り水分を補給しつつ安静にするほかにやる事は無い。



    こうして、

    まんまと高山病にしてやられたワタクシは、

    まんじりとしない一夜を過ごすのでした。










    明けて、翌AM5時。

    同室の方々は出発の準備に余念がありません。


    彼らのペースにまき込まれないように、

    ゆっくり起き出し、確かめるように体を動かします。


    ・・・

    ・・・

    頭痛は去ったようです。

    倦怠感もないし、食欲も湧いてきている。

    ・・・

    ・・・





    フッ、








    フハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ~!!






    ヤッタァ~!!

    遂に、高山病のヤツを克服したのだぁぁ~!!



    山荘中にワタクシの雄叫びがこだましました。(ウソ)






    そうとわかれば話は早い、

    早速、

    メシ、めし、飯ぃぃぃ!!





    昨日の夕飯のかたきとばかりに、

    ごはんと味噌汁をおかわりしまくります。(ホントは1杯ずつ)



    あぁ、お腹一杯食べられるのってしあわせだなぁ~





    しっかり食べて、食休みがてら、ゆっくり準備。




    DSC01126.JPG

    AM6時10分、穂高岳山荘を出発すると、

    奥穂高岳を背中に感じ、

    ザイテングラートを涸沢へと降っていきます。





    さあ、これから先行の人々をごぼう抜きだぁぁ~!!

    覚悟ぉぉ!!


    と、

    ここでまさかのルートミス

    体調が復活したのをいいことに、

    調子に乗って降っていったら、

    登山道をはずれ、沢筋に・・・

    一歩足を踏み出すたびに、足元が崩れるような悪場。

    それでもしばらく降りてしまう。

    「あれっ、これ以上降りるには、もはや滑り降りるしか・・・」

    やっと間違いに気付き、落ち着いて周りを見渡すと、

    真横の岩尾根を人が通過するのが見えました。

    すぐに登山道に戻ろうとするも、

    ほとんど崖の上なので、すぐには戻れない、

    今まで降りてきた沢筋を登りかえすしかないようです。

    改めて見返してみると、

    良くこんなトコ降りてきたなという斜度と足場の悪さ、

    四つん這いになり崩れる足場と格闘しながら

    やっと登山道に戻れた時には、

    体力的にも、精神的にも消耗してしまいました。

    『危なかったもう少しで遭難するトコだったかも』

    どうやら、道を譲ってもらった時に、

    先行の方もルートミスしていたので、

    そのままつられて間違った沢筋をそのまま降りてしまったようです。



    でも、

    無事に戻れて本当に良かったぁぁ、

    しばらくは、ルートミスの反省と、体力的、精神的消耗から、

    ゆっくり、ゆっくり涸沢へと降っていくワタクシでした。




    反省しつつしばらく降ると、

    涸沢小屋に向かうルートと、

    少し大回りだが、眺めのいいパノラマコースに分岐します、

    ここは、パノラマコースを選択。

    DSC01130.JPG

    紅葉にはまだまだ早いみたいですが、

    眺めはサイコーでした~


    DSC01134.JPG

    そして、AM7時50分、涸沢ヒュッテ着。

    トイレを借りて、小休止すると、

    先ほどの失敗のダメージも癒されていきました。


    よぉぉ~しっ!!

    こんどこそ、先行の人々をブチ抜いてやるゼェェ~
    (って、違っホントはもっと謙虚に歩いてますよぉ~)



    そんなこんなで、AM8時00分、

    涸沢を出発、パノラマコースで上高地へ向います。




    途中、何カ所かロープの張られたガレ場があるので、

    注意が必要です。



    前穂高岳の北尾根を、

    ぐるっと巻いて登っていくと、

    ひときわ開けた場所に出ます、

    AM8時55分、屏風のコル着。



    ここで、ザックを置いて、屏風の耳を往復します。

    屏風の耳に着くと、

    そこは、正にパノラマ、絶景です。

    DSC01142.JPG

    左から、奥穂高岳、涸沢岳、北穂高岳、左下には涸沢。

    DSC01143.JPG

    左から、半分涸沢岳、北穂高岳、大キレット、南岳、中岳、大喰岳、そして槍ヶ岳。

    カメラのフレームに収まり切らない光景です。

    しっかり、頭に焼き付けました。



    屏風のコルを後にすると、ひたすら降り、

    ひざが心配でしたが、ダブルストックで、なんとかクリア、




    梓川を渡ると、登山道の雰囲気はなくなります。

    DSC01147.JPG

    AM11時30分、徳沢着。

    徳沢園にてソフトクリームと野沢菜チャーハンで昼食。



    登山は終り、ここからは遊歩道歩き、

    しかし、ここから上高地まで、まだ6キロあります。

    気合いを入れ直し、歩き始めます。


    明神あたりからは、一般観光客の姿も多くなります。

    そして、

    DSC01152.JPG

    人が溢れる河童橋にPM1時25分着。

    平日なのになかなかの人出、

    かなり俗っぽく感じてしまいます。



    バスターミナルに着くとすぐにバスに乗り込み、

    PM1時35分上高地を後にします。




    ホントはもっと上高地を楽しみたかったのですが、

    この後温泉に入って、余裕をもって帰宅するには、

    のんびりしていられないのです。




    やっとこ、愛機のある、沢渡市営第2駐車場へ到着。

    装備を解除し、隣接の無料足湯であんよをリフレッシュ。


    あんよがスッキリしたら、

    こんどは温泉、温泉!!

    沢渡大橋近くの梓湖畔の湯に、

    規模は小さいが、空いていたのでかなりゆっくりできました。




    そして、



    ミッションコンプリートォォォ!!




    まあ、いろいろありましたが、

    無事強襲を成功させたワタクシは、

    意気揚々と帰途につくのでした。








    さて、

    今回で山歩きを再開して4回目、

    体も馴染んできて、

    当初1週間は続いた筋肉痛も、

    2日ほどで解消できるようになりました。



    また、暇を見つけていろんなトコにゆきたい所存ですので、

    ヨロシクどうぞ~



    まあ、

    例によって更新は遅れがちになる予定デス

    次回、中央アルプス。